シングルマザーの生き方~会社経営者として

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コラム
心理コンシェルジュとしてご対応していますが、私自身も日々思い悩み、奮闘している一人の人間ですが、悩みの殆どは誰かに吐き出すことで心が整理し、気付や解決に向かうと確信しています。

私よりもっとお辛く、大変な苦労や過酷な人生を乗り越えられた方は、多数いらっしゃるかと存じますが、家族のあり方や、親子関係については深い思い入れがあり、そうした想いをお話しされる方と、お心を共有できれば幸いです。

●家族のあり方
私自身、シングルマザーとして、女手ひとりで子供を育ててきたことについては、思ったように表現できませんが、何度も何度も自分の胸をたたいて自分を鼓舞してひとつひとつを乗り越えてきました。

乗り越えてきたというより、頑張った今日をなんとか一日ずつ昨日にするのが精一杯という繰り返しだったかもしれません。

●父親の孤独
そしてもうひとつ、これは自分の父の晩年を見ていて痛感したのは「父親(男性)という存在の孤独」と言う印象です。

あくまでも一般的に、平均的にというお話ですが、「母親」の存在はいくつになっても子どもにとってはやはり大きく、かけがえのないものであり「父親」も大切な存在には変わりないのですが、そこには少し距離があり、決して平等ではないようにも感じます。

家族を背中にかかえて必死に守って生きてきたはずなのに、現役を終えて家庭人になったころ、家庭内でどこか居場所を見つけられなかったり、家族になんとなく疎ましく思われているように思えたり、孤立しがちな男性は決して少なくないようです。

それがとても切なくて、やるせなくて、そんな父に自作の絵本を贈ったこともありました。

私が娘という立場から父を見たとき、或いは母親という立場で夫を見たとき、そんな男性がどのように映るのか、どんなときを疎ましく感じてしまうのか、また、どんなときに愛おしく思えたかなど、家族のように肩の力をぬいて、ゆっくりとお話できたら嬉しく思います。

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