つかみはOK、ホストに学ぶ話術

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ビジネス・マーケティング
今回は、2つあります。まず「つかみはOK」です。

良くお笑いで言われる事ですが、ダチョウ倶楽部の「ヤー」だったり、
キャイーンの動きだったり、一番最初に出てきた時の行動・言動の事です。
お客さんとの距離をイッキに縮める「技」です。

芸人さんも客席の方とは初対面だったりするので、笑ってくれるか心配です。
そこで、ある程度、決まった形を作って実行しています。
これが定着していると、お客さんも「アレ」がくると分かっているので、
すぐに、笑いに入っていきます。

テレアポでも最初が大事です。
「つかみ」が大事です。
統計的にも、著名なマーケーターも言っていますが、
最初の30秒が「命」です。
最初の30秒は、相手の方がこちらの話しを聞いてくれて、
その先を聞くかどうか
この30秒で判断するのです。

ですから、お笑いと同様に「つかみ」が大切なのです。
では、テレアポでは何をするかと言うと 「電話の目的を告げる」のです。
これが、一番大切です。

会社名や個人名も大切ですが、有名な企業でないと名前が分からないケースがあります。
ですから、今 何の用件で電話が掛かってきているのかを明確にする事が必要です。
よくあるケースですが、トークの内容が毎回バラバラな方がいらっしゃいます。
毎回、しゃべる事が違うのです。
思い付き、相手の状況に合わせる事も悪くはないですが、
このやり方だと、統計がとれません。

私は、コンサルティング・代行で色々なトークを試して、
どのトークの時に一番アポが取れるのか統計を取ります。
そして、そのトークを文章として残します。

人間は忘却の生き物です。
記録を取っていない事は、忘れたり、時間が経つと間違って覚えていたりします。
ですので、記録を取る事が重要です。

こうして、出来上がった 「つかみのトーク」が、
お笑い芸人の「つかみ」と同様に
毎回のアポ(笑い)を引き起こしてくれるのです。

「ホストに学ぶ話術」
テレビ番組でホストの特集をやっていました。
ホストの方の話術も勉強になると思って見ていました。
気になった方が2人がいました。
「オラオラ営業の人」
「ゆっくり相手の話を聞く人」

「オラオラ営業の人」
この方は、強引な営業方法です。
「店に来い!!」 「ボトル入れろヨ」等々
とても接客業とは思えない口の利き方です。
外見もカッコイイので、お客もついてくるのですが。

「ゆっくり相手の話を聞く人」
この方は、お客の話をきちんと聞いてあげる方です。
「今日は何があったとか」 「髪型変えた?イイね」等々
お客を気持ち良くさせて、結果ボトルが入る。
この方も、まったく「ボトルを入れて」と営業しない訳ではなく、
話しの中でタイミング良く、切り出しのです。

この番組の中では、「オラオラ営業の人」の誕生日があって
ホストにとって誕生日は大イベントだそうで、その時になかなかお客さんが
集まりそうになく、弱気になる場面があります。
普段あまりしない、お願い営業をする場面があります。

この番組を見て、ペースというものを考えました。
人間の本質において、体に中にある程度決まったペースがあると思います。
このペースを超えて、あまり急な事をすると息切れすると思います。
この「オラオラ営業の人」のように・・・

テレアポにおいても、
「早口でまくし立てる」 「ゆっくりしゃべる」の2つがあります。

テレアポにおいて、私が提唱しているのは
「ゆっくりしゃべる」です。
普段通りのしゃべるスピードです。
普通の会話のスピードです。

いつからか、テレアポ=早口になってしまいました。
早口で用件を言わないと切られると思っている方が多いです。
しかし、テレアポも普通の会話と変わらないのです。
変に意識しないで、普段のしゃべるスピードでしゃべればイイのです。

無理をすると、「オラオラ営業の人」の様に息切れします。
テレアポが一過性のものなら良いですが、
ほとんどの方がずっとやっていく事だと思います。
でしたら、人間の摂理に合ったペースで行いましょう!!

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