今回は、「店舗向けのテレアポの事例」です。
テレアポ代行の事例です。
テレアポ代行の依頼の中で「店舗向け」があります。
店長や責任者にアポを取るのですが、これを普通にやると苦戦します。
飲食店に電話をするとします。
飲食店は人手不足で大変です。
そんな忙しい中にテレアポをされても迷惑なだけです。
または店長は電話に出ないと思います。
電話に出ない人にはアポは取れません。
では、どうやると良いのか。
まず、初回の電話でアポを取るという事はしません。
初回はFAXや資料送付の許可を貰います。
店長が忙しければ電話に出た人にFAXを渡して貰う様にします。
そして、FAXや資料送付をした後にフォローコールをします。
忙しい人に電話で説明しても話はほとんど聞いていません。
しかし、FAXや資料は興味があれば時間のある時に見ます。
初回でアポを取るやり方は直観的で仕事をやってる感はあります。
アポが取れればの話ですが。。。
多くの人は手間が掛かる事を嫌います。
手間を掛けて効果があればやりますが、効果が分からない内はアポを取る為に
しゃべった方が仕事をした気になります。
しかし、相手は電話で話す事を望んでいません。
この場合に相手に合わせるのか?
自分のやり方を貫くのか?
選択肢は2つあります。
もし、自分のやり方を貫くのなら、この先は読まなくて良いです。
相手に合わせても良いという方
相手に合わせれば話を聞いてくれる土台にはたどり着きます。
ただし、この場合はFAXや資料に何を書くか?
ここが重要です。
短い言葉で端的に説明をする必要があります。
お客様の事例や数字を載せる必要があります。
この当たりはFAXDMやセールスレターの本を参考にして下さい。
私は不特定多数に電話をする作業を算数で表現します。
何の関係もないリストに電話をする行為は
0に掛け算をしているようなものです。
0に何を掛けてもゼロです。
それよりも不特定多数の中から、FAXや資料送付の許可をくれた人、
この人は0.1位にはなったと思います。
この0.1への掛け算は0ではありません。
少ない数ですがゼロではありません。
0. 1にフォローコールをしてどんどん数を増やしていく。
1回のコールだけはなく、2回・3回と接触回数を増やしていくのです。
その接触は電話に限らず、メールや郵送物も含めてです。
店舗向けに限らず、アポ取りの成功は手間と時間を掛けないといけません。