自分だけの本当の幸せ

記事
コラム
私が以前に14年も住んでいたところは、とても都会で周りは高いビルばかりでオフィスビルが立ち並ぶ中にありました。
マンションの一階に弁当屋があり 隣にはコンビニという便利さ
街の中心部や会社にも、自転車で通える程の距離で真夜中だって全然怖くなかったし
人も沢山歩いていれば車も走っているし、スーパーだって朝の1時まで空いてる。
お店も遅くまで開いていて不便を感じることもありませんでした。

便利で楽しくて住むならやっぱり都会だなって思っていました。

月日が経って精神的に疲れを感じていた時に、無性に空を見たくなったり自然に触れたくなってきました。

近くに大きな公園があったけど人が多く落ち着かないことも、、、
皆、疲れを癒しにやってきているんだな、と感じていましたが人を避けたい気分の時だったので疲れを引き摺ったままでした。

家のベランダから空を眺めようとしても家の前は大きな道路
道路の向かい側には視界を圧迫する巨大なビル群
ベランダに置いたものは直ぐに排気ガスで真っ黒になる

空なんて隙間からしか見えない
首を直角に真上を見ると、やっと切り取られた切れ端のような空が見えるだけ
排気ガスでうっすら黒くなった日当たりの悪いベランダで、育たない植物を育てては枯らし、色の悪い植物がわずかに残るありさま
そして、なぜか段々と息が吸えない感覚に陥ってきました。

やっとの思いで、現在はそこから引っ越しを果たした時14年が経っていました。
今の家は田舎ではありませんが、それなりに自然が残っています。
何より、ベランダから見た景色に障害物も殆どなく空と山が見えます。

玄関側も広い駐車場と公園、墓地、そしてコインパーキング、道路、、、と解放された景色でそこから見る夕陽がとてもきれいです。

空の美しさに見入ったり、虹を発見する楽しさ
金木犀の香りが窓から入ってきてそこから動けなくなったり
真夜中の雷をカーテンを開けて鑑賞したり
鶯の声を聴いたり、桜吹雪を見に行ったり
今の日課は朝の5時頃にベランダに出て瞑想をしています。

毎日が幸せだと感じられること
それは私の宝物です。

この為に私はここに来た

いつもそう感じられる幸せ
サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す