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世界の定年年齢は、国によって違いがあります。アメリカやイギリスは定年制度が原則的に禁止されていて、一定の職業を除いては制限を作らない仕組みです。ドイツやフランスは日本に準じた扱いとされていて、年金支給が始まるタイミングと定年年齢を合わせるスタイルがとられてきました。現在は年金の支給開始を67歳まで引き上げていく過渡期にあって、65歳くらいで定年するのが平均的な水準とされています。
アジア圏は国によってばらつきが大きく、法定年齢が決まっていない国も多いようです。明確な基準を設けている国をざっとあげると、韓国やタイ、マレーシアで60歳、シンガポールが62歳、フィリピンで65歳とされています。
一覧で眺めると、日本だけが働き過ぎという状況にあるわけではないことがわかるでしょう。身体が元気なうちは働くのが良いという見解が世界的にも広まっていて、60代でも現役であり続けることが一般的になりつつある時代です。
1位のルクセンブルクは国別の一人当たり名目GDP(2019年・IMF)でも1位になっています。GDPはGross Domestic Productの略で、国内総生産のことです。国内において、どれだけ経済活動で新たな価値が生み出されているか?ということを表しています。例えば、あなたが30円で仕入れた材料を加工し100円で販売することができれば70円という新たな価値を生み出したことになりますよね。これらを集計したものがGDPです。
GDPは一国の経済規模を表す際にも用いられ、国単位で見た場合、1位はアメリカ、2位が中国、そして3位が日本です。ルクセンブルクは非常に小さい国であるため、50位圏内にもランクインしていません。ただし、一人当たりに換算すると世界第1位で、そしてその経済力が国民それぞれの年収にも反映されていることになります。ルクセンブルクは鉄鋼業から金融業に注力することに大胆にシフトしたことが奏功しました。特にオフショア市場として、EU圏内で金融センター、ハブとしての存在感を高めたことが経済力につながっています。
※引用:mymo HP ライター内山 貴博さんの2021.2.21 06:00更新
少子高齢化で人口減少が見込まれている日本。お給料上昇も期待できないと嘆いている人も多いかもしれませんが、ルクセンブルクのように規模を追求するのではなく、国民一人一人の生産性を追求することで豊かさを追求することができるかもしれませんね。
※引用:mymo HP ライター内山 貴博さんの2021.2.21 06:00更新