その言葉の前に「都合が」を付けてみて。

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こんにちは(^^)
心理カウンセラーのSayaです。


今日は、他人や自分自身の
「良い」「悪い」という評価に振り回されないようにする
方法について書いてみたいと思います。

さっそく結論になりますが、その方法とは
自分や他人が、人や物事を「良い」「悪い」と表現したとき。

試しにその言葉の前に「都合が」と「その理由」を付けてみます。
そしてその時、自分がどう感じたかを観察する。
ただそれだけです。


例えば、
(大人に対して素直で、都合が)良い子。
(自分を褒めてくれて、自己重要感を満たしてくれるから、都合が)良い人。
(挨拶したのに返事がなく、自分の存在が無視されたように感じるから、都合が)悪い(嫌な)人。
というように。。

ここで、大切なポイントが2つあります。

その1 : 「良い」「悪い」と表現するすること自体に良し悪しはありません。
でも、なぜその表現に至ったのか、それは自分にとってどういうところが良いor悪いのか、自分の内面を観察すること。

これを行うことによって
自分が幸せになるポイントや求めていること(=価値観や理想の生き方)
ストレスになっていること、
もしくは自分に色眼鏡がかかっていること等がわかります。

また、あくまで「自分にとってはこう」と考えることで
「自分が見えているものが全てではない。」と、感情に振り回されず冷静になることもできます。

その2 : 他人が、自分や第3者を「良い」「悪い」と表現した場合にも、
「あ、都合が良いんだな」「都合が悪いんだな」と一旦、一歩引いて捉えることで、
褒められてもいたずらに舞い上がりすぎず(もちろん喜ぶのはOK!)、
いたずらに落ち込まず(内省はOK!)、
他人の評価に依存しない自分をつくることもできます。

「良い」「悪い」という一方的な正義は、
その時、その人の状況や、自分が身を置いている環境(学校、チーム、会社、部署、家族、コミュニティ、国)によって、
「いとも簡単に変化することもある」ということを頭に置いておけば、
他人からの肯定や評価がなくともOK、な自分になれます。

そもそも人(や物事)は、ボールペンのように
尖った部分、凹んでいる部分、なめらかだったりギザギザの部分があるもの。

その人(物事)の360°全てを知ることは容易ではありません。

「自分はたまたま、この人の尖った部分を見たけれど、もしかすると、逆側から見ている人もいるかもしれないな。」
と考えることで、いたずらに先入観に邪魔されることなく人と接することもできます。


長々と書きましたが、一番言いたいのは
他人の評価に振り回されない自分を作ろう!ということです☺️


最後までお読みいただいてありがとうございます。
ではまた次回にて(^^)
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