人が話している時にスマホを操作する
ベイラー大学によると、話している最中にスマホを操作すると、話者が疎外感を感じます。
これをファビングといいます。
これは、人がスマホを人と認識していることで起こる現象だといわれています。
自分と話をしているのに、スマホの向こうの人と話していると思われ、疎外感を感じるということです。
確かに、スマホはSNSを使ったり、電話で話したりすることが多いので
「スマホ=人」という認識はある意味正しいかもしれませんね。
スマホを置くだけでもNGです。
ながらスマホ
人間はマルチタスクが苦手で、基本一つのことにしか集中できません。
色んな作業を同時に行うのは、一見できているように見えますが、実は注意力が散漫になっている状態です。
これは同時に行っているのではなく、脳ではシングルタスクをいちいち切り替えています。
マルチタスクで作業するより、シングルタスクで作業した方が効率が良いでしょう。
休憩代わりにする
よく「少し休憩」といってスマホを開く人もいますが、これは集中しているので休憩とはなりません。
本当の休憩は、本当に何もしていないボーっとしている状態のことをいいます。
人間は集中モードと非集中モードがあり、集中モードでは作業効率が上がり、非集中モードではアイデアがでやすくなったり、記憶が定着しやすくなったりします。
この二つのモードをうまく切り替えるようにしましょう。
通知
ある研究によると、人は一度気がそれたら、集中を戻すのに25分必要と言うことが分かっています。
通知が来た時点でマルチタスク状態になるからです。
また、マルチタスクで時間が足りない感覚になってしまうので、通知を切るだけでも時間が増えたような感覚になるでしょう。
ブルーライト
ブルーライトはスマホから発している光で、夜浴びると脳が覚醒し、睡眠しにくくなります。
しかし、この脳が覚醒するという作用を利用し、朝目覚めてからスマホを開く、というのはアリだと思います。
ただし、時間を決めるなどして、だらだらしないようにする必要があります。
20秒ルール
ショーン・エイカーさんが提唱しました。
習慣化させたい場合は20秒早く始められるようにする、
習慣化させたくない場合は20秒かけてかけて始められるようにする、
というルールです。
例えば「スマホゲームをやめたい」と言うのであれば、アンインストールすれば、インストールするのに手間がかかるのでやめやすいです。
「勉強アプリを使いたい」のであれば、勉強アプリを一番目につきやすい四隅(左上、右上、左下、右下)のいずれかに移動します。