<追悼>ナーディ占星術師学校が七世代先の未来に必要な理由

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1月 クベランの一番弟子が亡くなりました。

まだ40代かそこらでした。


私が、インターンをしていた時に会った・・・
・・・というか診察もしたこともあるし
知り合いの日本人の方でも「どうしてもクベランにみてもらいたい!」と粘ったものの、クベランには会えず、彼にナーディを読んでもらったけど
なかなかの解釈でとても満足した、
とのことで、かなりの才能があるナーディリーダーでした。



私が、なぜ彼を診察したことがあり、
なぜ彼が亡くなったことに驚かないのか。



彼は、重い糖尿病でした。
2013年ごろに出会った時、
結婚前から、びっくりするほどの高い血糖値だったのに
治療を受けていませんでした。

「いつもすごく疲れるんだ」と訴える彼の足に傷があるのをみて、
即、傷が治るというシッダの薬を渡し、
知り合いのシッダドクターの先生にビビって電話し
「大丈夫だよ治るよその薬で」と励ましてもらったという
インターン時代の思い出もあります。
(その時の足は治った。よかった。)


なぜ、彼は治療を受けていなかったのか。


まず、彼らは、

糖尿病がどれぐらい怖いもので
何をすれば悪化を防げるのか

という知識を理解する現代社会的な考えへの素養がありません。

(*一応書補足しておきますが、私は不登校で高校中退です。
「学校に行かなければ頭が悪くなる」とか、「学校に行ってないから知識がない」という意味でこの話をしているわけではありません。
クベラン師匠も学校にいく時間を割いて伝統の知識を学びました。

ですが、インドという国で伝統の知識だけに携わっている場合、現代科学的な考えとは全く違う知識を学ぶため、例えば「血糖値がいくつ」という数字を示してもそれが何を意味しているか、また将来どうなるかという説明をしてもそれに対しての実感が湧くほどの感性がまず培われていないのです・・・。

これは、私という、シッダというど田舎モンの土着の伝統医学を学んできた人間にしか理解できないほどの文化の差なのかもしれません。
決して、学校に行かないことをDisっているわけではない・・・というか私は不登校だったのでDisるも何もない、ということは一応ここに記しておきます。

また、この問題は、彼らのような伝統的知識があるけど現代知識がない人たちだけでなく、かなり多くの貧困層に見られる問題であることもここに記しておきます。

長くなるのでまたの機会にしますが、ナーディ占星術は非常に知識が必要で頭も良くなければできないような技術職にも関わらず、私がみてきた彼らは厳しい生活を送っていたことを記しておきます←まあ、インド的には平均ぐらいかな。)


ナーディ館のナーディリーダーたちを診察した時、
ほとんどが若くして重い生活習慣病を患っていたのです。

クベランも、その一人でした。
私がどんなにヤバいかを何度伝えて、何度電話しても、
「俺は今生きている。死ぬのは神様の意思だ」としか認識してくれません。


正直、昔、クベランと、
彼らの健康問題に関する無関心が原因で、揉めたことがあります。
クベランは
「そんなこと言われても、何がなんなのかわからないんだ
俺生きてるし」
と言いました。


クベランは、小学校を卒業していません。
10歳の頃から、住み込み修行でナーディを取得しました。
そのため、このような知識を理解するそもそもの土台がないのです。

クベランは、小学校を卒業していない経験からたくさん苦労したため
「自分の子供は学校に行ってほしい」と、子供たちを学校に行かせ、彼らがナーディリーダーにはなる予定はありません。



現在のナーディ占星術師たちは、現代では必要な学校教育を犠牲にし、住み込み修行をし技術を習得してきました。

彼らは過酷な生活環境のため、若くして重い生活習慣病を患うなど、さまざまな貧困問題を抱えています。


クベラン師匠は、今まで5〜10年住み込みで行っていたトレーニング法の無駄を省き、
二年で基礎をマスターできるより現代的な教育法を独自に編み出しました。
その授業形式により100人以上のナーディリーダーを育て、彼らはインド全国で開業し活躍しています。

クベラン師匠の教育法をシステム化し、

次世代のナーディリーダーを育てる場を作る。


ナーディリーダー養成学校があれば、
短期間で質の良いトレーニングを受けられるので、
次世代のナーディリーダーは義務教育を犠牲にしなくて良くなります。

そうすれば、
生活習慣病など現代社会の健康問題に関する知識を理解する素養が生まれます。
この現代社会で自立していく力も身につきます。

資格を授与し、“アガスティアの葉詐欺“を防ぐこともできます。


私たちが幸せになるためには、ナーディリーダーたちの抱えてる問題を解決していかなければ、同しようもありません。

聖者の恩寵を7世代先にも伝えていくために。ナーディリーダーも私たちも、未来の人も救われていくために、

SeventhJenmaは、ナーディ学校設立を目指します。


才能あるナーディリーダーを失わないために。
才能あるナーディリーダーが、生き生きと幸せに生きられるように。


クベランの一番弟子
ナマシバヤのために。

アガスティアの葉が、これからも継承されていくために。
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