よくわからないけどうまくいってる

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私事になりますが、
冬学期から、医学部リハビリ科での腰痛研究プロジェクトの研究助手をやっているのですが、とっても楽しそうで、自分が思っていたよりもずっと自分に合っているし、自分が楽しめる研究内容となりそうで、とてもドキドキワクワクしています。

この研究助手のポジションは、私の(最高の)指導教授の教え子がやっているプロジェクトなので、コネ?でゲットしたのですが、今思えば、不思議なルートだなと思います。

1年半ぐらい前から、私はこのポジションの話をしていたのですが、特に期待はしていなかったし、その時やっていた研究助手の仕事(HIV)の教授は3年ぐらいやってほしいというような感じだったので、ふーん、という感じだったのですが・・・
そのHIVの研究プロジェクトが打ち切り(?)になり、結局このポジションが空く頃に、私は新しいポジションを探さないという窮地においこまれました。

クベランは「めちゃくちゃ大好きな仕事が見つかる」と予言をしていたのですが、当時の私は窮地に立たされていたのでそんなことを信じるゆとりはありませんでした。笑。

私は、伝統医学という特異性で疫学博士課程に入ったため、研究経験はあまりなく、他のPhD生に比べると明らかに不利な条件にいるため、なかなか他の人と比べるとポジションを見つけにくい状況にあるためとても恐怖を覚えていました。
ワシントン大学に行く前に、ポジション探しで200人ぐらいの教授にメールした記憶がありますのでね。

クベランは「今回は楽勝でポジション見つかる」っていってたけど信じられるわけないし。

去年夏頃、必死で探してました。
手術もあったし、あんまり動けなかったのですが。当然パブリックヘルス内のポジションは他の人たちに取られ、夏の終わりごろになってもポジション見つからないという状況になって何気に焦っていました。。。
とにかくなんでも応募してみて、今のプロジェクトの先生にももう一度ミーティングをしました。でも、「秋学期からじゃなくて、冬学期から始める予定」というのを聞いて、
つまり、このポジションをGETするためには、秋学期オンリーのポジションをゲットして、その上、このポジションのための選考に応募しないといけないのか・・・。

大学内のポジションはいろいろあるんですが、1年単位のものも多く、中には学期単位のものもありますが、それをやると次の学期も他のポジションを探し続けなければいけなく、まあまあリスキーなんです。

このポジションやりたいけど、秋学期オンリーのポジションをタイミングよくゲットしないといけないなんて、もともとポジションを選ぶ側にいない自分が、そうとう運がないとゲットできないじゃん。(しかも秋学期オンリーのポジションを持てたからといって、このポジションに選ばれるわけではないし、ある意味賭けってことになる)

とりあえず、生き延びないといけないので、なんでもいいからやりますっていう姿勢で自分ができそうな全てのポジションに夏応募し、唯一なぜか生物学部のTeaching Assitantのポジションから、手術日の翌日にメールが読めない私にわざわざ携帯メッセージで決定の連絡が来ました。

大学のほとんどのポジションは学期オンリーじゃないのに、
このポジションだけなぜか秋学期オンリーだった・・・

そして秋学期オンリーじゃない他の全てのポジションからはお断りメールが(笑)

これしかやることがないけど、これをやるとすると、
腰痛プロジェクトの研究助手ができるっぽいな・・・ともう一度彼らに連絡してみたところ、スムースに面接ができ、さらっとあっけなくこのポジションが決まりました。

そして、全てのポジションから断られ唯一ゲットできた生物学部のTeaching  Assistantの仕事は、今思い返しても最高の思い出だったと言えるぐらいに最大限に楽しかったです。

また、この腰痛プロジェクトは、最近、日々を重ねれば重ねるほど、そして知れば知るほど、自分が興味があることが多方面から発掘されてきているような、そんな面白いことになっています。

たのしすぎていくらでもやれそうで逆に怖いw

その上、このプロジェクトをベースに博士論文を書くということにしたため、
今までずっとどうしていいかわからなかった博士論文のアイディアもいろいろ出てきています。

その上、このプロジェクトで出会うミーティング仲間が、何かしらの共通点がありそうな感じでとても居心地も良さそうです。

リードしてくれる先生方も、とても返信が早く、良い先生たちの感じがします。


本当に夏ごろはいったい自分がどうなるか不安すぎてならなかったのですが、
ナーディにも「すごい楽しくなる」的なことが書かれていて、
クベランも思い返せば1年ぐらい前に「自分がすごく好きなポジションをゲットできる」ってそういえばいってました。


ほんと、1年前とかなんですけどね、言われたのは。

このポジションを得るためには、偶然としかいえないように秋学期オンリーのポジション(それも死ぬほど楽しかったけど)を得ないといけず、その確率はかなり低かったといえます。

本当に、自分以外のよくわからない力が働いてるとしか思えないし、
自分だけの力だったら、正直こんなに面白くて素敵なプロジェクトに出会ってないだろうなって思います。


こんな感じで、
いろんなことが自分の願いに近くなるには、
最低でも1年以上かかるかもしれないし、
その間にはいろんな苦労や葛藤があるかもしれません。


でも、人生のどこかで、
きっと、リミディをやった皆さんは、こんなふうな謎のサポートの力を
感じることがあると思います。

ちなみに私は今年でインドの大学卒業して7年めです。
7年間、伝統医学の知識を生かすために、
そのために科学研究の道に行くために
ものすごい努力して粘り続けて諦めませんでした。
その過程は、結構大変だったと思いますね。笑。
普通の人ならドロップアウトしてるって言われたこともあります。

なので、7年ぐらいかかるかもしれないけど、
時間かかっても、何もないより断然良いですよね!










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