占ってみた トヨタとダイムラートラックの資本連携は成功するか

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こんにちは南仙台の父(hrperficio)です。
今回は先頃発表されたトヨタグループとダイムラートラックの資本連携に
ついて取り上げました。
既に国内では日産・三菱連合とホンダ以外はトヨタとの連携を選択し、い
よいよ世界的な連携に発展することになりました。
トラック・バスに関してはダイムラートラック傘下の三菱ふそうも連携に
加わることになり、トラック・バスはすべてトヨタとの関係性がある企業
だけとなってしまいます。
今後のEV化など様々な課題がある中で、テスラや中国勢の動き、更に自動
車と通信の連携などによるホンダ・ソニーの連携など、すでに単独での事
業にはリスクが伴う時代になりつつあります。
さて、この両者の連携は成功するのでしょうか。

写真は鑑定の結果となります。
左側が結果、右側が環境条件となります。

まず結果ですが、死のカードの逆位置が出ています。
死のカードの逆位置はリスタートや新展開、上昇や立ち直り、名誉挽回や
再構築といった意味があります。
結論としては両者にメリットがあり、双方に利益が今後与えられることに
なりそうです。
今後は様々な技術要素も含めて標準化戦略が大きなテーマとなり、通信と
の連携は物流業界からも大きな期待もかけられています。
すでに自動車は移動する道具から情報ネットワークの一部へと姿を変え、
EV化to
も含めて標準化のステアリングを誰が握ることになるかに注目が集
まっていくでしょう。
そんな中では資金力だけでなく、情報通信も含めた技術力、充電システ
ムや資源回収などのシステムも含めた標準化は大きなテーマです。
こうしたテーマへの取り組みは米国ではなく、欧州が基点となる場合も
多く、自家用車よりも物流ネットワークに着目したトヨタの戦略は大き
な一石となる可能性があります。
中期的には更なる連携も進んで、大きな方向性を示す一翼となる可能性
があります。

次に環境条件ですが、世界のカードの正位置が出ています。
世界のカードの正位置は成就や完成、完全や全体、完璧や攻略、制覇や
理想といった意味があります。
やはり、こうした国際戦略では標準化覇権を握ることが最重要課題とな
り、これをいかに裾野を拡げて多数派として存在しうるかがカギとなる
ことを示しています。
まだその他では大きな動きは見られていませんが、どの産業分野でも単
独でやり切ることができる力はなく、自動車についてもEV化というより
も情報ネットワーク化の標準化が覇権最終目的となります。
まだ、どうしてもハード単体に目が行きがちですが、残念ながらトヨタ
もそうしたことに気づいているので、それよりも先の状況を狙った覇権
を意識しているのでしょう。
勝ち抜くためにどんな手段でも使うといった政治的な動きも重要です。
日本政府はこうした点で非常にだらしないところがあるので、トヨタも
既に相手にしておらず、国際的な連携によって欧州が目指す標準化に入
りこむ形で乗り出しました。
勝ち抜くつもりがあればトヨタは勝利できるということでしょう。

すでにステージは新たな局面に入りました。
かつてPCがそうだったように、携帯電話・スマホがそうだったように、
通信との連携の時代ではハードよりもコンテンツの力が試されます。
自動車もいずれは完全標準化の時代となり、差別化も厳しくなります。
どういうコンテンツが世界を制覇するのか、非常に興味のある展開とな
ってきました。
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