占ってみました ソニー・ホンダのEV事業は成功するか

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こんにちはhrperficio(南仙台の父)です。
今回は先日発表されたソニーとホンダのEV事業が成功するかを占ってみま
した。
異例の組み合わせとなったこともあって注目を集めています。
海外でもEVの取り組みが進む中で出遅れた感じのある日本勢ですが、その
中でホンダがどう動くのか注目されていました。
自動車メーカーとの組み合わせではなく、ソニーとの連携に驚いた方々も
多いと思います。
今回はこの異例の組み合わせとなった連合体が事業として成功するかを占
ってみました。

写真は占いの結果となります。
左側が結果、右側が環境条件となります。

まず結果ですが、吊るされた男のカードの正位置が出ています。
吊るされた男のカードの正位置は、忍耐や修行、努力や試練、着実や妥協
、英知や慎重、直観や報われるといった意味があります。
成功できるかどうかは両社の関係性にあると言えます。
今回驚いたのは社名でした。
ソニーが先に来ており、ソニーがかなりの主導権を握ることが分かったか
らです。
これはテレマティクスを更に進化させて、様々な情報をインターネットで
連携して、自動車を使って社会活動を体現するという方向に将来的に進む
ことを意味しています。
この占いでも何度か自動車の未来に関する占いをしていますが、既に自動
車単体だけでなく、取り巻く環境も含めてシステム化していくことを結果
として出しています。
既に自動車が単独で成立するものではなく、インターネット上の端末の一
つとして認識されていることを意味します。
そうした中では自動車は単なる機器に過ぎません。
ホンダにはこのような知見や技術は弱いと考えれば本気で生き残りを考え
た施策であるとも言えます。
ホンダはちょっと前に脱エンジン宣言もしていますが、社会的な動きが既
に電動化に向かう中で、新しい方向にチャレンジしていく姿勢を見せたこ
とは大きいと思います。
流れとしてはトヨタが進めるウーブンシティ構想も同じです。
街を作って社会実験を行うという壮大な構想ですが、これも自動車を単な
る機器とみなして、インターネット上でどのようなコントロールが可能な
のかを実証する動きです。
この流れには多大な資金と時間を要することになります。
そうした中でのソニーとホンダの連携は非常に大きな意味を持つでしょう。
ただ、その道のりは決して楽なものではありません。
欧米や中国は既に先行しており、標準化の動きに乗り遅れたところもあり
、更に情報サービスを始めとした分野でも立ち遅れた日本には課題が山積
しています。
ソニー主導の中では社風や技術に対する指向性なども異なる両者がどこま
で歩み寄って進化させられるのか、それはカードが示すような忍耐や努力
で試されます。

次に環境条件ですが、愚者のカードの正位置が出ています。
愚者のカードの正位置は、自由や型破り、可能性や発想力、天才や好奇心
といった意味があります。
既に先行する企業やグループに対して、ソニー・ホンダがどのような新規
性や独自性を出せるのかがカギとなるでしょう。
主導権を握るためにはかなりのアイデアを要します。
今のところは単純な主導権争いやEVとしての性能向上が主体です。
しかしいずれはインターネットとの連携を主体とした中でのEVのあるべき
姿が議論されることになります。
中国勢はこうした中でいずれ出遅れていくことになるでしょう。
欧米が社会実験の中で様々なシチュエーションを想定していく上に、どう
新たな提案ができるのか、それがソニー・ホンダの注目となるでしょう。
残念ながら日本の自動車メーカーへの期待値はそれほどありません。
軸となるとはソニーの出方となります。
ソニーが今までとは大きく異なった方向性を打ち出して、それを体現する
EVとシステムが提案できるかがカギです。
日本の自動車産業は今後更にシュリンクしていきますが、トヨタ連合以外
生き残れるか、ホンダはソニーとの連携で答えを出したと言えます。

自動車いじりの好きな方、ドライビングテクニックに拘っている方々には
とても残念な時代を迎えていきます。
10年後には大きな進化が起こり、今研究されている技術やサービスが実際
に出て来ることもあるでしょう。
自動車をいじる、動かすといったことはこの先には何も期待できない、趣
味としての自動車がなくなる、そんな時代が一気にやってきそうです。
その一方で全世界的に深刻化していく高齢化社会への解決手段として、EV
が手段として構築されていくような予感もあります。
今回の動きは他の企業やグループにも大きな影響を与えます。
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