不動産業界の逆襲(つづき)

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ビジネス・マーケティング
前回からのつづきです。

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特に、今のスマホ世代(20~40歳代)はせっかちです。
せっかくトップページまで来てもらっても「ここも他と変わらないようなデザインだな」とか「なんか文字が小さくて読みづらそうだな」と感じると、その瞬間にスルー(離脱)されてしまうケースが多いということです。

スマホユーザーが「そのページを見続けようと思う」か「即、離脱してしまう」か…の分かれ目はどこにあると思いますか?
携帯電話やスマホなどのマーケティング・データ調査の最大手である「MMD研究所」の調べによると、95%のユーザーが『トップページの最初の写真』で判断しているそうです。

せっかく時間とお金をかけて作ったサイトでも、「中身を見てもらえなければ」意味がありません。これは非常に悲しいことです。
課題はふたつ。
(1)トップページを一目見て「おっ、何か感じの良さそうな工務店だな」「信頼できそうな工務店だな」と思ってもらえるコンテンツを配置すること。
(2)そのコンテンツが「スマホでも見やすい」こと。

『いやいや…そうは言ってもサイトをリニューアルしようとすると、お金も時間もかかって大変だよ~』
という工務店に対して、このふたつの問題を解決し『ほぼ確実に足を止めてもらえる方法』のひとつとなる動画制作を、SNSなどで提案しています。

少子高齢化により、新規の住宅販売需要は先細っていく…と見られていた状況でコロナという想像もしていなかった事態が起こり、皮肉にもそれが「自宅の充実」という新たな需要を生み出したのです。

特に不動産の新規販売よりもリフォーム業界が今、元気です。
リモートワークが可能になる「自分の仕事部屋」を作ったり、子供の在宅時間が増えたので「子供部屋」を増築したり、家で食事をすることが増えたので「キッチンをグレードアップ」したり。
その反面、冒頭で述べたように歴史が古い工務店ほど「PR(マーケティング)が上手とは言えない」状況です。

そんな工務店に対して、「問い合わせや集客に効果的な」PR動画の提案を続けていく所存です。

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