完璧な不機嫌より、ご機嫌なそこそこOK

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コラム
女性は歳を取るにつれて、どんどん時間が足りなくなります。
家庭を持ち、仕事をし、さらに子供がいたりすると、目の回る忙しさです。
(お手伝いさんがいるとか、実母と同居とか、羨ましい人達を除いて…)

私は結構キレイ好きなので、家が散らかってたり汚れてたりすると、掃除をせずにはいられません。
しかも猫がいるので、毎日の掃除かけとトイレ掃除は必須です。

料理も、家族に栄養のあるものを食べさせようと思うと、毎回2、3品を作ることになります。
家族は毎日汚れ物を出すから、洗濯をしないといけません。
ベランダの植木も、水をあげないと枯れちゃう。

その他にも、買い物や支払いや手続きや…
「やることリスト」の項目は、エンドレスに続きます。
しかも、週7日、毎日。

数年前、これらの「ノルマ」をこなすのに精一杯で余裕がなくて、
いつもイライラしている自分がいました。

家のことや家族の世話で、結構な気力と体力を取られるので
その後出勤しても、独り身でいた時のように仕事だけに全力を尽くすことができなかったりして、イライラしていました。

逆に、仕事を終えて家に帰るとクタクタで
一人で静かに過ごしたくて
今度は逆に、旦那や子供をうっとおしいと思ってしまう自分がいました。

自分も周りも、どんよりとしていたと思います。
何をしても不完全燃焼で、誰もかれもが報われない日々。

でも、ある日、ふと肩の力が抜けたのです。

転職して働き方がゆるくなり、下の子が小学校に入り
少し時間ができたことがキッカケかもしれませんが

勝手に自分に「優先度が低いからダメ」と制していたことを、
恐る恐る、許すようになったのです。

それらは、こんなこと↓
・ジム通い
・高額でない、ちょっとした自分用の買い物
・ネット小説
・誕生日等を迎えた友達と、ランチやお茶
・ブログ執筆
・ネイル

かなーり、ささやか

でも、こういうことが出来なくなるほど
以前は、自分で自分を追いつめてしまっていたのでした。


別に誰に制限されていたわけでもないのに
くっそ真面目に…(笑)


家事などを完璧にこなしたところで、人生通信簿で100点をもらえるわけでもない
それなのに、私は一体何を目指して「完璧に」モードになっていたのでしょうか?

死ぬ間際になって
「仕事も家事も完璧にやったけど、いつもイライラで被害者意識でいたなあ」
と思いたいのか

それとも
「仕事はそこそこ、家事も最小限だけど、楽しく生きたなあ」
と思いたいのか…

勿論、料理が好きな人、家事を生きがいにしている人、色々いると思いますし
どこが「譲れない」か、どれを「そこそこ」にするかは、人それぞれです。

ただ、毎日のノルマに追われるように生きて疲れを感じる方は、どうか「謎の完璧」を目指していないか、一度チェックしてみることをおススメします。

そんな大事に捉えなくても、「~ねばならぬ」と制限しているのは自分だけで
例えば、毎日家事を完璧にして欲しいなんて、案外、家族は期待していないかもしれません。


旦那さん、家族、同僚、友人は、あなたが「機嫌が良くてキレイ」な妻、母、同僚、友人...でいてくれたほうが、絶対喜びます。


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