【オリジナリティ】がある人、の意味

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コラム
知人が、ブログを書こうか迷っているらしいです。
好きで長年やっている、東京の穴場の喫茶店について
彼女は言います。

【でも、カフェ紹介ならもう色んな人がやってるし...敢えて自分がやらなくても】

DJを目指している知り合いが、会社員をしています。
仕事がつまらないと、毎日嘆いているのですが
いっそのこと、音楽関係の何かを仕事にすれば?という私に、一言

【自分レベルなら腐るほどいる。敢えて自分がやらなくても】


敢えて自分がやらなくても


完全オリジナルなど、この世には存在しません
誰かの真似か、誰かが既にやったものを組み合わせるか、誰かと同じことをし続けるうちに自分のクセが出て、それが第三者から見た時に【違い】になるか、の違いです。

オリジナリティというと、特殊な環境下や才能を持って生まれた人や
若い頃からそれ一辺倒でやってきた芸能人やアスリート
もしくは、突然のひらめきなどのイメージがありますが、違います。

実際は、地味な活動の延長から出るもの
あなたが本心から進みたいジャンルが既にレッドオーシャン(競争の激しい市場)だったとしても、構いません。

【あなたがやる】からこそ、意味がある

これだけ多様性が生まれた現代、歌手になりたい人が、今から新しいジャンルを開拓するというのは確かに困難ですが
同じような歌を歌ったとしても、観客の中に【あなたが歌うから良い】と感じる人が必ずいるはずです。

件のカフェの彼女は、洗練されたセンスの持ち主
写真が趣味で、彼女がセレクトした雑貨系のブログを既に運営しています。
その彼女が紹介する東京の密かな喫茶店ブログ...どれだけオシャレになるか、容易に想像がつきます。

絶対見たい!と、私は思います。


音楽の彼も、博識で、数か国語を操り、何を聞いても「君はWikipediaかい?」と思うほど頭の良い人
そして、自分で気づいていないようだけど、美声の持ち主

確かに、巷にはそういう人はいるかもしれませんが
これら全ての特徴を集めてみたら、どうでしょう?

彼がポッドキャスト番組を担当したら、凄いことになりますよ。
多くの人がファンになるはず

気付いていないのは、彼だけなのです :)
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