苦しまなくていい(【楽する】ではないから)

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ダイエット、勉強、スポーツ、仕事など
何か結果を得ようと思ったら、努力は必要ですが
さすがにこの令和時代、根性論だけを支持する人は少ないでしょう。

歯を食いしばり、辛さに耐えて、愚直に継続するだけが正解ではありません
(そういうプロセスが必要な時期もある、としても)

物事を成功させるには、いくつかやり方がありますが
苦しまない方法を選んでもいいのです。

苦しまない、というと、特に私たち日本人はどうしても根が真面目
学校や親からさんざん【嫌な事から逃げるな】【続ければいつかは克服できる】と言われ続けて育ったので
悪いことをしているような気になり、後ろめたいのではないでしょうか。

だとしたら、ここで新しい概念に塗り替えていただきたい

【苦しまない】は、決して【楽をする】ではありません。
悪い事どころか、頭を使う、思慮深く大人な行為

【同じ結果を得るのに、苦しまないでできるもっと効果的な方法はないだろうか?】と考え、見いだし、自分をそちらへ誘導するやり方です。

【やり方】というぐらいだから、万人に有効
生まれつきの能力ではなく
誰でも、いつからでも、知ることで変われます。

私はこれを、特に、もう若くない世代にお伝えしたい
なぜなら、中年以降は【体力・時間・気力】が圧倒的に減少するからです。

中年以降は、がむしゃらにムリができる余裕は既にありません。
私もそうでした。

例えば、ブログ
私は以前は、仕事、家事などが全て終わった夜にやっていました。
でも、結局執筆できるのは深夜になり、まさに【苦しみながら】でしかできませんでした。

そして、筋トレ
雰囲気でダイエットするタイプなので(笑)ジムに行くのが好きだったけれど、コロナで自宅トレに変更せざるを得ず...でも、なかなか続けられませんでした。

そして、家族や友人との、人間関係までも
私はキレイ好きのシンプリストなので、家族がモノを散らかすのがストレスでした。
彼らを変えようと注意や叱咤を続けるものの、何度も失敗したものです。


苦しみ、もがき、でも、正しいことをしているのだから、これで行くしかないと悩み続けたある日、【苦しまない】方法があることを学んだのでした。

1.ブログ
朝、コーヒーを飲む時間に書いてしまう
TVや携帯を観ている時間を、執筆に変えるだけ

2.筋トレ
ベッドの横に、アンクルウェイトを置く
横たわった時に装着して、足を上げ下げするだけ
あとは、コーヒーを淹れる時など、ちょっとした時間にスクワットをする

3.片づけない家族
片づけないのは、そもそも仕組みが悪いと気づく
部屋のレイアウトを変え、各モノの定位置を決め、放置されているモノが目立つようにした


これはあくまでも私の個人的な例ですが
多岐にわたるシチュエーションに応用できるはずです。


私は外国に住んでいるけれど、外国人(西洋人)は苦しまないで達成するやり方に長けていると感じることが多いです。
【苦しむ=修行】ではなく、【苦しみ=悪→改善する】という合理的思考が発達しているからだと思います。

彼らは大概、苦しみながらやるやり方は選びません。

でも、日本人は創意工夫にかけては海外も驚くレベルの、優秀な民族であるはず。
ただ、意識的に、どこかでブロックがかかっているだけです。

ブロックの外し方は、簡単です。
苦しまなくていいと、知るだけ。
苦しく感じるのは、あなたの考えが甘いのでも、怠け者なのでもありません。

苦しみのなか、もがきながら続けるのは
確かにその精神力は認めるけれど、思考停止になっているだけかもしれないです。

【苦しまない】は【楽ではない】としたけれども
そういう意味では、ムダに苦しまず、どうか楽になってくださいね。
人生はいつからでも変わります。

昭和生まれの私は、時代の背景もあり、精神論・根性論で半生の前半を過ごしました。
でも、【苦しまない】方法を選んでいいのだ、と理解してからは、人生が格段に面白くなってきています。今、40代ですよ?

今はいつからでも学んで変わることができる、本当にいい時代

もともと真面目で勤勉、継続が得意な日本人が
【ムダに】苦しまずに、各自が望む結果を得る人生を送ることができたら
国民の一人ひとりが、もっと幸せになれるのではないでしょうか。

日本人の【国民幸福度ランキング】を上げたいと思う、今日この頃なのでした。
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