年の差恋愛6~衝撃の初デート

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コラム
徐々に距離を近づけていった私と彼女。足しげく(といっても2週間に1回ぐらい)サロンに通うようになって、一気に距離が縮まる「事件」が起こりました。

な、なんと、彼女のほうから私の携帯に電話をくれたのです。最初着信の番号を見たときは「???」でした。なんせ見覚えのない「080-××××-××××」からの着信。「また不動産投資の電話かなんかだろう」と一度目はスルー。そうしたら今度はショートメッセージが。「突然の電話で申し訳ありません。○○○の△△です。ご連絡したいことがありました」という内容。さらに「???」と思っていると、また着信がありました。

彼女「突然の電話で申し訳ありません。○○○の△△です」
自分「どうしたんですか?」
彼女「いや、あの…」
自分「大丈夫ですか?どうかしたんですか?」
彼女「お渡ししたいものがあって、あの、、、お土産があるんです」
自分「え??どうしたんですか?お土産って…」

実は、その日の予約をキャンセルしていて、彼女は施術の時に旅先でのお土産を渡そうと準備をしてくれていたみたいだったんです。で、予約がキャンセルになったことを知って、どうしようかと迷った結果、本当はダメなことを承知で個人的に連絡をくれたということだそうです。こちらも何度か、彼女にというかサロンのスタッフさんに出張先でのお土産を渡していたこともあり、気を遣ってくれたのでしょう。

その日のお互いの仕事の終わった時間にスターバックスで会うことになり、お土産を受け取り、少し他愛もない話をして、それはそれは普通のおじさんの日常にはない楽しい時間を過ごしました。

今考えても情けないことは、この時、それ以上の進展のタネさえまけなかったこと。彼女は勇気を振り絞ってコンタクトをとってくれたのに、こちらからは何のアクションも起こすことはできませんでした。

・まさか、これ以上相手にしてくれ訳がない
・お互い嫁、旦那がいるのに、好きになってはいけないよなぁ

という、弱気なところが、自分が傷つかないような守りのところがでたのかなぁと。

次の施術の予約はまた翌週。楽しみのような、今までの心地よい関係が壊れてしまわないか、なんとも複雑な心境でしたが、彼女からアプローチしてきてくれた感動と衝撃が、より強く印象として残りました。
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