人間関係を良好に保つテクニック(カテゴリ:人間関係)

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コラム
仕事での一番の悩みは何といっても人間関係だと思います。

仕事の内容も悩みの一つかもしれませんが、人間関係に比べると大したことないかと思います。

私も人間関係には悩みました。
そこで私が人間関係についての悩みを改善するために最もよかった行動についてシェアしたいと思います。

それは
「相手を褒める」
ということです。
とくに嫌いな相手、苦手な相手に対してです。

褒められていやがる人はいません。
とにかく相手のいいところに目を向け
その点を見つけて褒めるということです。

ただ、自然に、話の流れの中で褒めるようにしてください。
余りにもあからさまだと不信感が出ます。


私の経験について少し話しますと、
私には以前とても苦手な先輩がいました。
いつも高圧的な態度で接してくるし、
自分の意見ばかりを押し通そうとするため、
できるだけ関わらないようにしてきました。

しかし、仕事上、完全に関りを捨てることはできないので、
関わるときはものすごくストレスでした。

そのストレスをいかに解消するか、いろいろと本を読みあさりました。

一つ解決策として本に載っていたのは、
「相手の嫌なところを意識せず、優れたところに目を向ける」
ということです。

当時はなるほどと思いましたね。
私はほとんど嫌なところしか見てませんでしたから。
人間の脳は防衛本能として嫌なところが目立って見えるようにプログラムされているのかもしれません。
優れたところに目を向ける、この考え方を持つようになり、
ストレスはかなり解消されました。

そして、ある時その苦手な先輩と一緒に仕事をすることになったのですが、
会話の中で自然と相手の優れる部分を褒める発言を私がしました。
「へー〇〇さん凄いっすねー」みたいな感じです(笑)
殆ど無意識に出た発言でしたが、
その時の相手のうれしそうな顔は今でも忘れません。
かなり場の空気が穏やかになったと思います。

なぜそのような発言を私がしたのか。。。
おそらく、本に書かれていた、
「相手の嫌なところを意識せず、優れたところに目を向ける」というマインドセットが私の心に構築されていたからだと思います。

その考え方はかなり意識してましたし、
心が変われば行動が変わることをまさに体現したと言えます。
殆ど無意識でしたからね。

褒められて嫌な気持ちになる人はいないでしょうし、
場の空気が和むことで、自分の心にも自然と幸せな気持ちが湧き出てくるでしょう。

苦手な同僚も、もしかしたら、仕事に対して思い悩むことがあり、
実績を残したい、誰かに認められたい、などいろいろと切羽詰まっている可能性があって、それが高圧的な態度として出たのかもしれません。

また、高圧的で人にやさしくできないということは、自己肯定感が低いまま育ってきたとも言えます。つまり、褒めることで相手の自己肯定感が高まって、
相手の心情が穏やかになったと考えられます。

嫌いな相手や苦手な相手にそんなことできるか!
と思われるかもしれませんが、最終的には自分のストレスも軽減されますし、
仕事もスムーズに進めやすくなるかと思います。

いきなり褒めることはなかなかできないかと思いますので、
まずは相手の優れたところに目を向ける、という点を意識するように心がけましょう。そしたら自然と言葉がでてくると思います。

以上です。




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