悩みはどこから?

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コラム
こんにちは。心理カウンセラーyouです。
すっかり残すところあと10日ほどで今年も終わりですね…

みなさんにとって、2021年はどんな年だったでしょうか。

私にとっては、ココナラでのカウンセリングを開始させていただき、いろんな方からご相談いただくことで、さまざまな学びがあったことが大きかったです。
これからも、少しずつではありますが引き続き充実したカウンセリングを行うことができますよう、拡充していければと思います。

さて、最近知人と話していて、ふと立ち返ったことがありました。

「人の悩みはどこからくるのか?」
なんとなく、悩みというのは自分の外側にあるものによって引き起こされるもの、という印象がありますよね。
あの人にこんなことを言われたから悩んでいる、こういうことをされた…などなど。

しかし、その一つ一つをカウンセリングなどで紐解いていくと、もっとその根っこには「自分は本当はこうしてほしかった」「こういうことをしてくれると思っていた」といった期待だったり、自身の過去に満たされなかった心を誰かに満たしてもらおうとする気持ちが潜んでいたりします。
特に、創作をしている方などは、承認欲求をうまく消化しきれずにご自身の悩みに繋がっているように感じます。

その気持ち自体は、別に悪いものでもないと思っています。
衣食住に脅かされることが少ない現代において、自身の存在意義というのはかなり大きなウエイトを占める問題になっているのも事実です。
食欲や睡眠欲のようなものであれば、食事をしたり睡眠を取ることで解消されるので簡単ですよね。

それに比べて、承認欲求というのは「どうやって満たすか」という解消法が上記のように単純ではありません。
どうしても社会の関わりのなかで生まれ、解消されるものなので自分1人でどうにかしようというのも難しい話です。

ただ、見方を変えることで悩みに捉われなくなったり、満たされなかった心を誰かにぶつけて不満に変えてしまうのではなく、別の形で自分を癒していく。

そうやっていくうちに、悩みは悩みでなくなっていくのかなと感じます。
もちろん、癒えるまでに時間がかかる悩みもあるので、実際にはこんな単純な話ではないのですが…

新しい見方や考え方を自分の中に取り入れることがうまい人は、困った出来事に対する扱いが上手だなと思います。
俗にいう、「メンタルが強い」というだけの話ではないのかなと。

もし、今なにかで悩みをお持ちの方は、
自分を俯瞰してみてどんな気持ちが潜んでいたのかを探ってみると良いかもしれませんね。

承認欲求については、今後またブログでもちょこちょことお話ができればと思います。
それでは、明日もまた穏やかに過ごせますように。


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