カウンセリングとアドバイス

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こんにちは。心理カウンセラーyouです。
最近急に寒くなってしまい、一気に冬が来てしまったような感じがしますね。

寒くなると、どうしても気落ちもしやすくなってしまうので、あったかいものを食べ、暖かくして眠ってしまいましょう。

さて。今日はカウンセリングとアドバイスの話についてです。

さきほど、商品ページを少し編集していたら、新しい項目が追加されていました。
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編集画面では、「アドバイス」か「資格ありのカウンセリング」を選択できるようになっています。
私の場合、カウンセラーの資格があるので上記の選択をしています。

過去のブログでも少しお話をしたことがあるかもしれませんが、基本的にカウンセラーはカウンセリングの場で、アドバイスをすることはありません。
この、アドバイスというのは「AとBで悩んでいる」という場合、「あなたはBを選ぶ方がいいですよ」というようなアドバイスのことです。

問題を客観的に見て、選択肢をカウンセラー側が決めてしまうのは簡単です。

でも、それはご自身で導いた解決方法ではないので問題に対処するための力が身に付かなくなります。
そうすると、次になにか問題が起きた時に自分だけでは解決できず、誰かに頼らなければ答えが出せなくなってしまいます。

いい方向に向かったときはいいでしょうが、だんだんそうやって人に自分の判断を任せてしまうと、自分の機嫌も他人に左右されてしまいます。
誰かのアドバイス通りに動いた結果うまくいかなかった時、誰かを恨んでしまうかもしれません。

カウンセリングは、そういった依存しながら問題を解決するような場所ではなく、自分の力で問題を解決するための力を養うために、一緒にご自身にあった形を探していく場所です。

心の中にあるものを全部はきだして、じゃあどんなやり方で考えていけばいいのか?どうやって解決するために動けばいいのか?
それを一緒に見つけていくための場所なのです。

そのために、心理学に基づき心理的教育をすることはあります。
でも、それは主訴として相談された内容に対する、直接的な問題解決のためのアドバイスではありません。

上記のような理由から、おそらく、ほとんどの資格ありのカウンセリングの場合、何か具体的にアドバイスをして欲しいご相談者さまに対しては、向いていないかもしれません。
もし、アドバイスが欲しい場合はカウンセラー資格を持たない方へのご相談が良いかと思います。しかし、それはあくまで問題解決、でありメンタルケアとは根本的なものが違うということはご理解いただきたいです。

心の問題として向き合い、自分で対処できるように悩みを吐き出したい方は、
ぜひカウンセリングを受けてみられることをお勧めします。
自分の心を見つめ直すことで、これからの人生を少しでも生きやすくしたいと思われている方にとって、みのりあるカウンセリングができるよう日々努力していこうと、改めて感じました。





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