易、易経とはなんでしょう

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コラム
易は、中国の周代に生み出された占いの方法です。

筮竹(ぜいちく)という竹の細い棒や、算木(さんぎ)という約10㎝の
方柱状の木によって八卦(はっか・はっけ)を示し、占います。

八卦・・・乾(けん)は天・兌(だ)は澤・離(り)は火・震(しん)は雷・
巽(そん)は風・坎(かん)は水・艮(ごん)は山・坤(こん)は地を表し、
八卦の組み合わせ(8×8)により、64卦(大成の卦)が示されます。

占い師のことを易者といいますね。
時代劇やサザエさんにも登場する、街角で帽子をかぶり、机には
竹の棒が入った筒、そこにおじさまが座っているあの図です。

易経は、英語で〈I Ching 〉イーチン、また〈Book of changes 〉
変化の書と訳されます。
儒教の経典、中国五経の一つで、自然と人生の変化道理を説いた書
です。

易経の原文にある文面から、社名をつけられている企業もござい
ます。

坤為地(こんいち)の卦の原文の中の「萬物資生」より、資生堂とされて
います。
天火同人(てんかどうじん)の「小異を捨てて大同につく」より、大同生命。
同人雑誌というのも、こちらからつけられたそうです。

日本の元号の、明治大正も易経からの出典ですね。

紀元前から現代までの壮大な歴史と、時代の変遷の中にあっても今も尚
息づいていることに驚かされます。

イーチンタロット鑑定士の1人として、これからもさらに精進してまいります。今後ともよろしくお願いします。












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