素人の生療法は危険(姓名判断43)

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今回は以前、弁護士になるために、
日夜勉強に励んでいたMさんのお話です。

Mさんは毎年弁護士になるために、
司法試験を受け、落ち続けていました。

そんなMさんは、司法試験のための専門学校に通っていまして、
その専門学校の模擬試験では毎回好成績で、
合格確実のラインをいつも超えていたそうです。

しかし、それなのに肝心の本番の司法試験では、
急に体調が悪くなったり、
緊張のあまり思うように
実力が発揮できなかったりしたそうです。

見かねた私が、当時の姓名判断の師匠に、
Mさんの件で相談しました。

司法試験で苦労している現状を説明し、
Mさんのフルネームを紙に書き、
師匠にその名前を見てもらい、
師匠の意見を待ちました。

師匠はMさんの名前を見て一言、

「もうMさんは、試験に受かっている」

私は思わず「はぁ?」

という言葉が出てしまいました。

そりゃそうでしょう、試験に受からず、
実際悩んでいるのに、

「もう試験に受かっている」

とは、どういうこと?

当然ながら、私は師匠にこう言い返しました、

「試験に受からないから、こうして相談しているんです」

師匠は、再びMさんのフルネームを見てこう言いました、

「いや、やっぱり受かっている」

私の頭の中は???です。

しかし、その後
Mさんのあることに気付きました。

Mさんは、何年も前から自分で勝手に改名していたのでした。

Mさんは、姓名判断の知識などありません、

自分でただ格好良いという理由だけで改名していたのです。

そしてMさんは、その改名を使用出来る範囲全てに使い、
Mさんの改名を本名だと思っている人の方が多いほどです。

私は、すぐにそのMさんの改名を師匠に書いて見せました。

その名前を師匠が見て、
間髪入れずにこう言いました、

「この名前では、試験に受からない」

そしてこう続けました、
「この名前では人生上重要な場面で、
あればあるほど力が発揮できなくなる、
この名前を使うのをすぐに止めなさい」

私は、大至急Mさんに連絡をとり、
事情を説明し、改名を使うのを止めさしました。

改名を葬り去ったMさん、
その年、トップクラスで試験に合格しました。

結局は受かりましたが、
めでたし、めでたし、とは言い切れませんね。

何年間も本来の人生から遅れをとってしまったのですから。

今回も皆さんには、教訓としてお伝えしたい。

素人の生療法は、危険と言わざるをえません。

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