ココナラ活用塾vol.64【出品者からの見積もりの購入を断る方法とメッセージ例】

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こんにちは!
ライティング系と音楽系のサービスを出品しているemiglia(エミリア)です。

今回の活用塾は購入者さんのための「見積もり」の断り方についてです。

出品者に「見積もり・カスタマイズの相談」を送り、出品者から見積もりが送られてきたものの【購入しない】場合、どのように対応すべきか分からないという方、意外と多いのではないでしょうか。

そのまま無視でいいの?
「今回は見送ります」って送るべき?
相談は取り下げるの?
相手に失礼にならないように対応したいけど、どうしたら……

そんな方のために、出品者視点で「どんな対応がありがたいか」お伝えします。

なお、今回は私独自の感覚が大きいため、「出品者視点」というよりも「emigliaというココナラ出品者一個人視点」と捉えていただいた方がいいかもしれません。あ、でも他の出品者さんの声にも言及していますので、参考にしていただけるかな。。。

<出品者から送られた”見積もり”の断り方>

「見積もり・カスタマイズの相談」を送り、出品者から見積もりが返ってきたものの、購入しないことにした―

その場合の断り方は、思いつく限りで4つあります。

① 無視して放置
② 相談を取り下げる
③ 購入しない旨の連絡のみ
④ 購入しない旨を連絡した上で、相談を取り下げる

先に、結論を言います。

ベストな方法は……

私個人的には、
いいですか?大事なことなのでもう一度……
私、個人的には

1の「無視して放置」です!

でも、おそらく一般的には
3の「購入しない旨の連絡のみ」にちょいと色をつけて「気遣いの一言を添える」がベストです。

それぞれの断り方について、詳しく解説していきますね。
最後に理想的な断り方のメッセージ例を載せますので、ご参照ください。

[個人的には一番ラク!でも気になる出品者も多い ①無視して放置]

私個人的には、これが一番ラクです。
だってこっちから返信する必要が無いから。

私は、基本的に「見込み案件」は無いものとして、案件カウントしていません。
そのため、見積もりの相談や問い合わせが入った時点では「案件”未”発生」で、その時点ではスケジュール調整もしません。(こちらの見込みスケジュールだけお伝えしています)
送った見積もりが購入されて初めて「案件」となるので、それまでは「無いもの」として捉えています。

だから、「無視・放置」が一番ラクなんです。
何の通知も無いから確認しなくていいし、お断り連絡に対する返信もしなくていいし。

ただ、多くの出品者さんは【見積もり相談 or問い合わせが入った時点で”見込み案件”として捉える】ため、見積もりを送ったのに音沙汰が無いと非常に不安になります。

「見積もり出したアレ、結局どうなったのかな」

「こっちはスケジュール仮で押さえてるんだけど、購入するかしないかハッキリしないと困るよ」

「売上金的にも不安だから、依頼されないなら公開依頼とかで他の案件探すんだけど、どうしよう」

「他の方から問い合わせきちゃったけど、この人から返信ないからスケジュールが分かんないよ……」
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などなど、非常に困ったことになるケースの方が多いです。

ちなみに、私は最初から「無いもの」として捉えているため、見積もり算出から購入までに期間が開いて、その間に別の方から依頼を受けたらそちらを優先します。(それは購入者様にはお伝えしてご了承いただくようにしています)

でも、心優しい多くの出品者さんが見積もりを出した時点で、すでに購入者さんを「お客様」として捉えているため、音沙汰が無いのは不安だし、困るのです。
だから、できれば無視・放置ではなく、ちゃんと連絡を入れるのがいいかな、と思います。

[何も言わずに黙ってするのは超失礼!②相談を取り下げる]

ココナラの「見積もり・カスタマイズの相談」には「取り下げ」機能がついています。
取り下げボタンを押すと、相談そのものが消えて無くなります。「相談した」という履歴は残るのですが、「相談は削除されました」と表示されて、その内容は確認できなくなります。
そして、出品者が見積もりを出した上で相談を取り下げる(削除する)と、見積もり(提案内容)もろとも消えます。

これは、実は出品者としてはあまり……いや、かなり嬉しくないことです。

だって自分が一生懸命打ち込んだ提案内容も全部消えるわけですから、とても悲しいです。
それに、「どんな相談に対してどんな提案をしたか」という記録が確認できなくなるのも不便ですし、例えば同じ方から別の見積もり相談が届いたときに、過去の相談が削除されてしまっていると「あれ、どういう相談だったんだっけ? てかなんで取り下げになったんだ??」と、これまた非常に不安になります。

何よりも、最大の問題点は “何も言わずに”削除する という点です。
見積もり相談が届きました

その相談内容を読んで見積りを算出しました

見積もりの案内、提案を入力して送りました

何の連絡もなく、急に「相談」も「提案」も削除されました
って、これやられたら、「失礼なやっちゃな!」って思いません?

こっちは、そっちから送られてきた内容を読んで、見積もり算出して、一字一字打ち込んで提案しとんじゃ!何を無言で一瞬で消し去ってくれとんねん!
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って思いません??

これは、出品者としては一番やってほしくないパターンです。

[気遣いのひと言を添えれば最高!③購入しない旨の連絡のみ]

さて、出品者にとって一番嬉しい断り方ですね。
(まぁ……私は、返信しなきゃいけないのが若干めんど……おっと、口が滑った)

出品者から見積もりが届いたものの、
・思っていたより高く予算オーバー
・相見積もりを取っていて、他の人に決まった
・事情があって案件そのものが無くなった
・購入者側のスケジュール的に発注ができなくなった
など、さまざまな理由で購入しないことにした場合、その旨だけでも出品者に伝えてあげるのが大人のマナーかな、と思います。

理由をバカ正直に伝える必要はありません。
「諸事情により」だけでも大丈夫です。

とにかく「購入するのかしないのか」という点だけ、出品者に伝わればいいので、それだけでもなるべく早く送ってあげてください。

ただ、出品者によっては「諸事情」とだけ伝えると「理由をお聞かせいただけませんか?」とか食い下がってくる人もいるかもしれないので、差し支えなければ理由は正直に伝えた方がスパッと切れるかもしれません。

ここは難しいですよね~
「予算の都合上」とかすると「じゃあお値引きします!いくらがご希望ですか?」とか言われるかもしれないから、逆に「諸事情で」ってしちゃった方がいいケースもあるし、人と人のやりとりなので、ケースバイケースになるかな~と思います。

連絡する際には
「折角お見積りを算出いただきましたところ申し訳ございません」
「お手間を取らせてしまい、恐れ入りますが」
など、気遣いの一言がプラスされると、出品者としてもとても嬉しいです。

また、最後に
「なお、ご返信には及びません。ご対応いただき、ありがとうございました」
という一文を入れていただければ、私としてもパーフェクト!!200点のお気遣い!!と涙を流して喜びます。
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出品者の再返信の手間のことまで考えていただいて、も~~~~神なのかな?ってぐらい嬉しいです。

[機密事項などがある相談に有効 ④購入しない旨を連絡した上で相談を取り下げる]

出品者としては、相談を取り下げて相談内容を消されると「おうふ」となるのですが、相談内容に機密事項などがあり、残しておきたくない場合は取り消してもいいかな、と思います。

その際には「弊社のクライアント様の情報が含まれるため、削除させていただきますね」など、一応事情を伝えた上で、相談取り消しをするといいかな、と思います。

<送られた見積もりを購入しない際のメッセージ例>

最後に、メッセージ例をご紹介します。
この度は、お見積りをお送りいただき、ありがとうございました。

大変申し訳ないのですが、諸事情により(予算の都合上・スケジュールの都合上・当方の都合上などに変更可)今回は購入を見送らせていただくことになりました。

お時間とお手間を取らせてしまいましたこと、心苦しい限りでございますが、ご容赦ください。
なお、このメッセージへのお返事は不要でございます。

改めまして、ご対応いただき誠にありがとうございました。
こんな感じですかね。

このメッセージだけピャッと送ってくだされば、それだけで出品者はなんか報われたような気持になります。

その後、別件などでまた相談するような機会があっても、出品者が気持ちよく対応できるので、そのままお使いいただいても構わないので、ぜひご活用ください。

おわりに

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
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