【効果の出るLPの作り方】目的とターゲット設定、訴求軸、原稿・構成の作り方を徹底解説

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ビジネス・マーケティング
こんにちは。LPを専門に制作しているWebデザイナー『アオイdesign』です。

この記事では、LPを初めて依頼する方やWebマーケティングの知識がない方へ向けて、『効果の出るLPを作るために不可欠な4つのポイント』を分かりやすく解説します。

▼LP制作はこちらで承っています


効果の出るLPの作り方①目的設定

まずはLPを作る目的をしっかり定めましょう。
これは、LPにおいて「ユーザーにどんな行動を起こしてほしいのか?」と同義になります。

例えば、以下があります。
・商品の購入
・お問い合わせ
・資料請求
・サービスへの新規登録
・無料体験申し込み
・メルマガへの登録
・セミナーへの予約
・LINEお友だち登録


なぜ目的をしっかり定める必要があるのか?
それは、目的によってLPに入れるべき要素や訴求軸が異なるからです。

例えば、商品の購入が目的であれば、「自分の悩みが解決できる商品なのか?」といったユーザーの疑問や不安を解消するために
・悩みや課題の提示
・お客様の声や口コミ
・実際の商品の写真

などを入れると効果的です。

一方でBtoB(企業が企業に対して物を売る)で多い資料請求が目的であれば、信頼感や実績が重要視されます。そのため、
・取引実績
・他社との比較、優位性
・料金や導入の流れ

などを入れると効果的です。



効果の出るLPの作り方②ターゲット設定

ターゲット設定は非常に重要です。少し長くなりますが、具体例を交えて解説していきます。

一般的に「ターゲット」として設定されるのは、例えば
・シミに悩んでいる40~60代の女性
・英語を習いたい20~40代のビジネスマン
・マイホーム購入を検討中の30代夫婦(小さな子供1人)

といったものです。

もちろん上記のような設定で大丈夫ですが、もう少し踏み込んで考えてみると、より鮮明なユーザー像が見えてくるはずです。

この時に役立つのが、「何を求めてページに訪れる人たちなのか?」という視点です。
例えば「シミに悩んでいる40~60代の女性」一つとっても、求めているものが異なってきます。

・シミが最近できてしまい、薄くできる化粧品を求めている
・40代に入り肌の老化が気になる。今後シミができないよう対策したい
・シミはしょうがないと思っているけど、綺麗に隠せる化粧品を探している

どんな欲求を持つユーザーをターゲットにするのか次第で、LPの作り方が変わってきます。なのでユーザー理解は本当に重要です。

より深くユーザーの悩みや欲求を理解するためには、アンケートや口コミサイト、Yahoo!知恵袋、類似商品のレビュー欄などをチェックする方法が有効です。


もう一つ、リスティング広告を検討している場合に考慮すべきことをお伝えします。
それは、LPの制作前に「キーワードツール」で候補のワードをチェックしておくことです。

キーワードツールとは、自分の商品・サービスに関連したキーワードや、見込み客が検索していそうなキーワードを探すことができるツールのことです。

【キーワードツールの例】
・ラッコキーワード
・Google広告キーワードプランナー


なぜこの作業が大切なのか?それは、検索ワードによってユーザーが求めているものが異なり、同時にLPの作り方も異なってくるからです。

例として「英語 オンライン」を元に考えみます。

キーワードツールで検索すると、「英語 オンライン 安い」「英語 オンライン 社会人」といったワードが多く検索されていると分かります。

そして前者は「安さ」を、後者は「社会人をしつつ英語が学べる環境」を求めていると推測できます。

この推測を元にすれば、それぞれ以下のようなLPが作れます。

【前者の場合】
・とにかく安いという点を前面にアピール
・割引価格やクーポンを用意
・無料トライアルで質を確かめられる機会を提供

【後者の場合】
・仕事やキャリアアップにつながる点を前面にアピール
・忙しくても学べる柔軟なカリキュラムを提示
・社会人の生徒の声をたくさん掲載


このように、「どんなワードで検索したユーザーがLPに流入してくるのか?」をしっかり踏まえた上で制作することが大切です。

キーワードは自分の頭だけで考えずに、キーワードツールを使うことをおすすめします。
なぜなら「想定していたワードでは、あまり検索されていなかった」「意外なワードの検索数が多かった」といったような発見があるからです。



効果の出るLPの作り方③訴求軸

次に「訴求軸」の決定です。
訴求軸とは、ユーザーの購買意欲に働きかける効果が高いセールスポイントのことです。

訴求軸はターゲットをしっかり設定した上で決めます。
決める時のポイントは以下です。
LPに流入してくるターゲットが求めているものに対して、自社が提供できる最高の解決策を考える

今回は例として「②ターゲット設定」でも取り上げたオンライン英語を元に考えてみます。

もし今回のメインターゲットが「オンライン 英語 安い」と検索するようなユーザーである場合は、「価格」に焦点を当てた訴求が有効です。
例えば、
・業界最安値月額〇〇円~
・8月入会の方〇〇%オフ!
・高品質な講師陣なのに格安価格!


「価格」以外の訴求軸としては、以下のようなものがあります。
・品質や信頼性
・使いやすさ、便利
・デザインやスタイル性
・認知度、ブランドイメージなど



効果の出るLPの作り方④原稿・構成

目的、ターゲット、訴求軸が決まったら、次は実際に原稿を作る作業です。
LPの場合は、「セールスレター」を使うことが多いです。

セールスレターとは、商品やサービスを売るための広告文のことです。ユーザーの感情や購買意欲を刺激しつつ成果に繋げる文章です。

専門のライターさんにお願いするのがベストですが、それ以外にも方法はあります。それはすでに確立されたセールスレターの「型(テンプレート)」に沿って自分で文章を組み立てる方法です。

※アオイdesignでは、ライディングシートの記述を元に、セールスレター作成のサポートを行なっています(基本料金内で対応可)


LPに使えるセールスレターの型(テンプレート)は、いつくか種類があります。どれを使うかは、LPの目的や商材によって異なります。

ここでは、有名な型を2つご紹介します。

1:PASONAの法則(問題解決型のストーリー)
「エアコンが壊れた」「肩こりが辛い」などで検索するターゲット向け。いかにコスパ良く問題を解決できるかを提示する。

【型】
1:Problem = 問題提起
2:Agitation = 共感
3:Solution = 解決策
4:Narrow down = 緊急性・絞込
5:Action = 行動

【型に当てはめた具体例】
商材:エアコン修理サービス

1:Problem = 問題提起
突然エアコンが故障した!なんてトラブルありませんか?

2:Agitation = 共感
修理は自分じゃできない、でも業者に頼むと高いかも…と不安になってしまいますよね。

3:Solution = 解決策
大丈夫!そのお悩み、〇〇にお任せください。
〇〇なら4000件以上のエアコン修理実績があります。

4:Narrow down = 緊急性・絞込
午後3時までにお電話で、その日に修理に伺います。
今ならキャンペーンで出張費が無料に!

5:Action = 行動
お電話一本で1時間後にお宅に向かいます!今すぐお電話ください。


2:AIDCAの法則(欲しい未来実現ストーリー)
洋服、化粧品、ゲーム、食品など楽しみやワクワクを提供する商材に使える。

【型】
1:Attention(注意)
2:Interest(関心)
3:Desire(欲求)
4:Conviction(確信)
5:Action(行動)

【型に当てはめた例】
商材:美容クリーム

1:Attention(注意)
素肌美人を目指すなら!新しい美容クリーム〇〇

2:Interest(関心)
年齢や環境の影響で、乾燥やシワが気になっていませんか?
新しい美容クリーム〇〇は、若い頃の素肌を取り戻す秘密アイテムです。

3:Desire(欲求)
潤いを与え、シワやたるみ改善効果で50歳でも年齢に負けない素肌が手に入ります

4:Conviction(確信)
厳選された天然成分と先進の技術を組み合わせて開発されています。
美容専門家〇〇も推薦!安心してご利用いただけます。

5:Action(行動)
今なら特別キャンペーン価格の半額でご提供。
洗顔剤と化粧水のお試しパック付きです。以下からお申し込みください。



上記2つの型が絶対とは限りません。LPの目的や商材に合わせて柔軟にパターンを使い分ける必要があります。

とはいっても、どんなLPにおいても以下の4要素は外せません。
全て用意できない場合もあるかと思いますが、なるべく入れるようにしましょう。

1:結果(その商材を買うとどんなメリットがあるのか?)
2:実証(なぜその結果が得られるのか、理由を説明)
3:信頼(実績〇〇、〇〇で紹介されたなど権威づけ)
4:安心(口コミ、評価、お客様の声など)



まとめ

効果の出るLPの作り方4つのポイントについて解説しました。

効果の出るLPの作り方①目的設定
効果の出るLPの作り方②ターゲット設定
効果の出るLPの作り方③訴求軸
効果の出るLPの作り方④原稿・構成


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