一番最悪な日

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コラム
高校二年生の冬、人生の中で一番落ち込んでいた時期
当時、卓球部に所属していた私は、相性が悪い、たった一人の同期と嫌味ばっかり言ってくる先輩とのストレスのなかで嫌々部活に行っていました。卓球は好きでしたが一個上の先輩はみんな強い人ばかりで関東大会出場するレベルでした。私は卓球が下手だったため後輩にも余裕で負けていました。もう部活が嫌になってもなかなか「部活辞めたいです。」の一言が言えず、辞めたら同期になんて言われるんだろうか?と顔を伺いながらズルズルと引きずった状態でした。その時は、自分がストレスを貯めていたことに全然気をかけていませんでした。しかし、とうとう限界を迎え体が爆発寸前までいったとき、あることが起きました。
とある朝、いつも通り朝食を食べ自転車で学校まで向かうとき、何となく胃の不快感と強い緊張感がありました。もともと、学校に行くときおなかが痛くなって下痢をするタイプでしたが、いつものことだと思い自転車のペダルを踏んでいくがいつもと様子が変…。
急に激しい腹痛と吐き気に襲われ急遽、自宅へ帰還。トイレで食べたものを全部吐き出し胃液しか出ないにも関わらず、ずっとオエオエとトイレにこもりぱなしになっていました。親も心配して胃腸薬をくれましたがそれもすぐ吐いてしまいました。それでもなんとか学校に行き授業を受けるも、机に座っているだけで吐き気が襲ってきました。授業中に何度もトイレにいきますが、少し時間がたつとすぐ落ち着き、また授業に戻るとまた症状が現れる…。何回もこの症状に襲われました。とうとう、うつ症状が生じ、学校に行かなくなり、食事を摂ると吐くという強迫観念に襲われる日々が続いたのです。

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