潜在意識とは?

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コラム
潜在意識とは、自覚されない意識のこと。無意識とも呼ばれる。
主に自身の過去の経験などをもとに(無意識のうちに)蓄積された価値観・習慣・思い込みなどによって形成されている。​
                        実用日本語表現辞典より



潜在意識は、よく氷山の一角に例えられます。

私たちが自覚できている意識(顕在意識)は、意識全体から見ると
なんとたったの1〜5%程度にしかならず、


残り95〜99%のほとんどが…無自覚である潜在意識だというのです。

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潜在意識に最初に注目したのは、 オーストリアの精神科医・フロイト(Sigmund Freud)とされているので、ご存じの方も多いことでしょう。


潜在意識は過去の経験などをもとに無意識の内に蓄積された価値観・習慣・思い込みなどによって形成され、それは感覚的なものを多く含みます。


主に幼少期、6〜7歳くらいまでの記憶が強く影響していると言われ、


その人の思考や感情のパターン、イメージ・エネルギー・アイデンティティを形成する材料になっているようです。


また当人の日常行動・ひらめきや直感、非常時・緊急時の対応などの決定にも影響していると言われます。


潜在意識の特徴として、
① とても素直。どんな事でも信じ込みやすい。
② 主語が区別出来ない。(自分と他者の区別がない。判別しない。)
などがあります。

①の、とても素直でどんな事でも信じ込みやすい性質は、
裏を返せばとても騙されやすい性質とも言えます。


その性質は人類の進化の過程で、生存を脅かされる状況から自身の身を守る為に、脳の進化を促して行きました。


その為、人類は潜在意識(直感・感覚脳)から顕在意識(分析・論理的思考脳)を生み出し、生存競争に勝ち残ってきたのです。


生き残りを掛けて、簡単に騙されて命を落とさぬよう、潜在意識と顕在意識の間に『クリティカルファカルティー』という網目状のフィルターを掛け、


顕在意識が優位なときは潜在意識の領域へは簡単に踏み込めないようにしました。


​そのおかげで、潜在意識へは通常は簡単にアクセス出来ないようになっているのです。


②の、「潜在意識は主語を区別出来ない。」というのも、脳科学では実証済みの有名な話ですね。

昨今、自己啓発系のセミナーやYouTubeなどでも、潜在意識の取り扱いについて語る方は増えていますが、彼らも皆口を揃えて語る重要なポイントなのです。


潜在意識が自分と他人の区別をしないということは、例えば愚痴や他人の悪口を言っていると、それは脳内(潜在意識の中)では全部「自分のことだ!」と解釈されている…ということになります。


そう思うと、自動思考でうかうかとネガティブな思考を繰り返し脳内に思い浮かべては他人のせいにして気分を悪くしたり、


過去の後悔や、はたまた未来の心配から不安に襲われる時間というのが、もう、どれほど無駄で恐ろしいことか…。


あなたなら、そう! もうお分かりですね。

さらに私が感じるのは『主語の区別が無い意識』が存在するということは、


自分と他者が全て一つである、という超意識=『ワンネス』の意識に繋がっている…その存在が実在しているのでは?と感じるのですが、、

あなたなら、どのように考えるでしょうか??


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