アセスメントのフィードバック

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コラム
前回に続き、アセスメントを有効に活用するために。

本日実施したキャリアアンカーのFBからですが、例えばスコアの高かった一つのアンカーに以下のような解釈(説明)があったとします。

CH(Pure Challenge) 純粋な挑戦
解決困難に見える問題の解決や手強い相手に打ち勝とうとする。人との競争にやりがいを感じる。目新しさ・変化・難しさが目的になる。

この時、ご相談者に向けて
「このアンカーが一番高い結果となりましたが、どうですか? 挑戦できるような仕事が合いそうな気がしますが、いかがですか?」

などと聞いた場合、上記の2行の説明を読んではたしてどう感じるのでしょうか。このような聞き方では恐らくご相談者には、疑問しか湧いてこないかもしれません。
前回ふれたように、この説明を自分の「解」だと認識してしまう方にとっては余計混乱してしまうかもしれません。
分かり易くいうと、書いてある説明文全部をベースにしてしまうために、自分に近い事柄、遠い事柄それぞれあると感じるのに、全部が当てはまるのか?
ということに陥るためです。

そういった混乱を防ぎ、かつより深く掘り下げていくためには、書かれているキーワード(単語)や短い文節ごとに尋ねてみると良いと思います。

難しそうな問題解決に燃える感じですか?」
手強い相手と対峙する意識が強いんですか?」
「常に競争意識をもっているんでしょうかね?」
新しいもの、にとても興味が湧くんですかね?」
変化に対して気持ちがそそられるんでしょうかね?」

のようなイメージです。
すると、質問に自分を照らした時に、当たらずとも遠からず、比較的自分に近い(遠い)、意識することが多い(少ない)など、の思いに至ると思います。
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