もし介護業界に勤めていなかったら、老後のことなんて想像もしていないし、したくもなかったかもしれない。
年金暮らしだけど、生活できないから貯金を必死で貯めて、ほそぼそと暮らせればそれでいいかな~なんて漠然とした想像しかできなかったかもしれない。。
私が初めて仕事に就いたのは介護士。
高齢者の方の身体介護・家事支援だった。
それから生活保護のCW、包括支援センターのプランナー、訪問看護のレセプト&相談員。
そしてケアマネに至る。
介護福祉に約17年、18年間も仕事として、携わってきて、思うことは・・・
明るい老後を目指したいならば、意識的に活き活きと若々しくいることを決めることが大切だと思う。
そりゃ、できる限り、健康寿命でいたい!と誰もが思う。
けど、意識的に老後を過ごさなければ、
いつの間にかこんな身体になりたかったわけでもないのに・・・
もっとこうしたかった。もっとああしたかった。と後悔だけが残ってしまう。
活き活きと健康的でいる方は、元から健康で元気というより、動けない身体になりたくないから、意識をした方が多いように思う。
ゆとりある老後を作るためには、今から意識して、身体のことや精神的なことを考えることが大切。
しかし、今、仕事をしている方を見ると、
・生活のために働いている
・老後の貯金のために働いている
・とにかく働くしかない
・今の仕事は嫌でもないから働いている
サラリーマンの方は上記のことを感じながら仕事をしてるように思えるし、そんな状況で、老後のことなんて考えたくもない!と感じるかもしれない。
ただ、仕事を楽しくすると、将来はこんな働き方にして、老後は時間ができれば〇〇に行きたい。
老後も今の仕事の経験を生かして、こんなことをしてみたい。と、未来は明るくなっていくと思うのです。
私は、現在サラリーマンで本業はケアマネ。
利用者・家族の悩みを聞きまくり、介護保険サービスを利用して、穏やかに暮らして頂けるように支援をしています。
今の仕事だからこそ、楽しさを見つけていくようにしています。
何が楽しいかと言えば、
・家族・利用者をつなげること
・悩みや不安のヒアリングをし、何が将来困ることなのか?
の生の声を今の現役の世代に伝えられる
・自宅で介護保険サービスを利用することにより、生きる意欲が湧いてくる喜びが近くで見れる
・家族との雑談が意外と楽しい
そして、ケアマネと話すことを楽しみにしている利用者や家族もいます。
家族の方はバリバリ仕事をしている方で、私も反対に勉強になることもあります。
ケアマネじゃなかったら会えなかった業種の方とも会えるので、様々な方との出会いが楽しいということも気づきました。
正直、数か月前の私は自分の職業を誇りにも思えず、悲観的でしたが、
この仕事があるからこそ、次のチャンスを作れる可能性もあると思って、
急がず、焦らずに淡々と進んでいこうと思います。
読んでいただきありがとうございます。