人間関係では、常に自分の機嫌をとる

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人間関係が必要な理由は、自分1人では何者にもなることができないからです。他者との比較によって、自分がどういう人間か、ということを知ることができ、また理想の人間になるチャンスも生まれてきます。

そこでさまざまな人間関係を築いていくわけですが、その過程ではトラブルや自分が嫌なこと、不満ことも当然生まれてきます。
他の人の言ったことにも一喜一憂しますね。
また、家族であれば、生活面も含めて何かと気になってしまいます。
そんなときはどうすれば良いのか?というのことを今回お話します。


人間関係からは逃れられない

最初に知るべきは、人間関係からは逃れられないということ。
産まれたときには親や育ててくれる人との人間関係が絶対にあるし、成長すれば、周りの人、友人関係、学校や会社、地域、ネットなどさまざまなプラットフォームで人間関係を築いていきます。

そんな人間関係が煩わしくて、1人でこもったり無人島で暮らすという手もありますがあまり現実的ではありませんし、1人で孤独で寂しい、または1人で解放感があるという感情ですら、1人だけの世界にいたら感じられないことなのです。

ですから、ある程度、人と接しないように暮らそうと思っても、周りの存在を消すことはできません。つまり人間関係は少なくとも残ってしまうということです。
何が言いたいかというと、最初に言った通り、人間関係から逃げようとしてもエネルギー面では完全に断つことは不可能だということです。

人を操作するのを諦める

そこで、煩わしかったり、自分の意にそぐわない人が一緒にいる場合、変えようとするのが人間です。家族が良い例です。
宿題しない子供には勉強しなさい、というし、ゴロゴロして手伝わない夫に対して怒ったりします。子供のしつけという点でいえば、力のある親は子供にいうことを聞かせることはできます。夫、妻に対しても同様です。

でも、あまりに度が過ぎるとそれぞれに自我がありますので反発します。
そんな時、イライラしますよね?そこでまた激しく怒る、余計に反発する、ということを繰り返します。

するとベキベキゲームが始まります。

「こうすべき」「すべきって押し付けるのをやめるべき」を繰り返すのです。

そこで知っておいて欲しいのは「人間を操作するのはとてもエネルギーがいる」ということです。そして過度に自分の考えを押し付けると、大体において失敗に終わります。

自分の機嫌をとる

そこで、そのようなときにはまず自分の機嫌をとるようにすることです。
他の人の行動や言動にひっかかるとき、必ず自分の機嫌は悪くなっています。
それにまず気が付いてください。何度も気が付くと、「あ、今機嫌が悪くなっている」と気が付きやすくなります。

そして、次に自分の感情に焦点を当て、この感情は良くない、と思ったら方向転換する術を見いだします。自分の事のみに焦点を当て、自分が機嫌の良くなるようなことを考えるように努力します。

それを何度も何度も繰り返していくと、少しずつですが、誰に何を言われても、何をされても、自分の機嫌をすぐ取ろうと考えます。相手の機嫌ではなく、自分の機嫌です。
自分の機嫌を取るようになると、相手の行動や発言が気にならなくなってきます。

そして、1か月も続けていると、相手もあなたの機嫌の良い波動に影響されてだんだん変わってきます。自分が押さえつけて変えようとしてあれだけ変わらなかったのに、自分の機嫌をとるだけで簡単に影響を与えてしまうのです。そしてWINーWINの関係を築けるようになるのです。

一方で相手が波動についてこない場合もあります。
その場合、一緒にいられなくなります。現実的に一緒にいれない状況になってしまうのです。
例えば、仕事の部署が異動になる、引っ越しをする、自立して出ていくなどです。例え家族であっても、波動が異なりすぎると一緒に住めなくなります。

まとめ

人間関係ではそれぞれが自分に焦点を当てることをおすすめします。
相手が誰で何を持っていて、何をしているかということよりも、自分が何者で、何を持っていて、何をしているか?を考えるのです。そして自分の機嫌を良くすることだけを考えておくと、人間関係で困ることは起こらなくなるでしょう。


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