自分にとって天敵ともいえる嫌いな人というのがいます。
「生理的に合わない」とか「見ているだけでイライラする」とか考えてしまうのですが、ではなぜ、このように思ってしまうのか?というのが今日のテーマになります。
本当はなりたかったもう1人の自分
人には二面性があります。
洗練された美しいわたしになりたいと願う一方、ワイルドな自分にも憧れる、という具合です。
この世界では、このようなときにどうなるのか?というと、
自分が美しさを目指そうとすると、潜在意識がもう1人のワイルドな人を連れてくるのです。
ここで生まれるのが嫉妬です。嫉妬すると、自分が「ワイルドになりたい」という願望を否定してしまうのです。
昔はよく「ブリッコぶって」「調子乗りやがって」と言われることがいじめの要因にもなっていましたが(今もかな?)、本来は羨ましいの感情、もう一人の自分を否定したことが始まりです。
嫌いな人、というのは「嫉妬」の感情があります。
そして、往々にして自分ではなかなか気が付けないものです。
なぜって完全に否定をしているから。「イヤ、嫉妬とかじゃない」という人もいるかもしれません。確かに嫉妬以外のケースも多々あります。
ただ、半分以上の要因は嫉妬によるものです。
ゴシップ好きの人が多いのは、嫉妬の感情を「ざまぁみろ」と肯定してくれるからです。ただし、本来の問題解決になりません。
ではどうすれば解消できるのでしょうか?
問題解決のヒント
まず、自分の感情に気が付くことです。嫌いな人をみて
「どこが嫌いなのだろう?」と探っていきます。
そして、その中に「うらやましい」を見つけていきます。
例えば、自分勝手でわがままな人がいつも自分の想い通りに周りの人を動かしているような気がして、それで人に好かれてうまくいっているのが許せない、というケースがあるとします。
この場合、自分勝手でわがままだから、他の人にも嫌われ、誰にも相手をされず、人生どん詰まり、ということがあれば嫉妬はおきません。
ですが、自分勝手に振る舞っているのにうまくいっている、となると「ずるい」と感じ、嫉妬が起こります。ということは自分の中には「自分勝手に振る舞ったらいけない」という観念があり、「いけないことをしたらうまくいかない」という思考もあります。
この思考に「あ!そうだな。そんな思考があった」と気が付けるかどうかが最初のポイントです。
気が付くということは物事を変える大きなきっかけになります。
気が付いたら、その思考を認めることです。
そして、受け入れること。これで嫉妬は消えます。
ただ、1人でこの作業をするのはちょっと難しい、という人も多いかなと思います。ですので、わたしたちのようなヒーラーが存在するということです。
ぜひ困ったらご相談いただければ幸いです^^