人の行動についてイライラすることがあります。
私の場合であれば、子供がモノをぞんざいに扱ったり、片付けなかったりするとき、過干渉なとき、ダラダラしているとき…いろいろあるのですが、それは以前ほど気にならなくなりました。
なぜ気にならなくなったのか?というと、すべて自分の投影であることが分かってしまったからです。
例えば、自分が忙しく仕事をしているときに横でゴロゴロされているとイライラします。でもこれは、ゴロゴロしているのが嫌なのではなく、自分もゴロゴロしたい、という願望を子供が代わりにやってくれているのです。
自分は1人しかいないので、代わりに現実世界ではこのようにもう1人の自分が願望をかなえてくれている、ということになります。
そこで「あぁ、代わりにゴロゴロしてくれているなぁ」と思うとイライラはスッと消えます。
妻が節約しているのに夫がお金にルーズ、(またはその逆)というときにも、自分はこんなに節約しているのに、と思ってしまいますが、その裏には「もっとお金のことを気にしないで生活したい」という想いが隠されていて、それをパートナーが体現してくれているということです。
じゃあ「自分もルーズになろう」と思ってもうまくいきません。それはお金を使うたびに「お金が減る」と思ってしまうからです。この思い込みを変えていくと、周りの人間も変化してきます。
まずは、すべて自分が創りだした世界なのだと認めて、それを変えたいならその基盤になる思い込みを変えていくことです。
自分で創った世界なら、自分で変えることも可能なのです。
琥珀流