誰かと喧嘩をしたときには「自分が悪かったな」と思うときと「悪いのはアイツの方だ」と2通り分かれると思います。
いわゆる「内罰型」「外罰型」というものです。
内罰型
自分が悪い、と責めて反省するのは日本の教育です。何か自分に非があるのではないか?自分自身を顧みて改善する。この姿勢は素晴らしいことだと思われます。
ただ、自分を責めすぎると自己嫌悪に陥るし、相手にとっても「いつも悪いのはお前だ」と責め続けられることにもなります。
子どもに強要しすぎると個性やチャレンジ精神を無くしてしまうことにもなります。
外罰型
自分以外のものが悪い、と責任を転嫁する姿勢は日本ではあまり好ましくおもわれません。
自分はいつも悪くない、という態度をとり続けると、周り人から呆れられる、という傾向があります。ただ、自分に責任を置かないので罪悪感はさほど生まれません。
いつも喧嘩になったときにはこのどっちかを選択するかと思いますが、もう1つ道があります。
中立型
それは「わたしも悪くないし、あなたも悪くない」という選択です。
お互い考え方が違って当然よね、ということです。この姿勢でいると、善悪の2極化は起こらず、中立化します。
最初のうちは感情が先に立って自分か相手を責めることもあるかと思いますが、落ち着いたらこの中立化にして考えてみてください。
そうすることで、自分も相手も責めずに済むので楽になってきますよ^^
琥珀流