思い出に残る体験談(その2)

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前回に引き続き、思い出に残る体験談を書いていくようにします。

西日本の空の玄関口、関西国際空港。
コロナ前までは、インバウンドのおかげで利用者は右肩上がり。
飛行機の発着回数が開港当時に想定していた回数を超えるかもしれない、
これは大変だな、そんな話を関係者と話をしていました。

ところが2020年は利用者が激減、
コロナの影響で仕方ないとはいえ、空港のロビーは閑古鳥がないていました。

JALやANAは国の基幹産業を支える会社なので、
赤字でも国が支援し、倒産することはありませんが、
人々の移動を支える交通関係の会社は、当面厳しい状態が続くと思います。
コロナに負けず、頑張って下さいね。


関西国際空港が開港したのは、私が公務員になる1年前の平成6年。
開港後、すぐに2期島建設の工事が始まり、
大阪と和歌山の県境にある岬町から埋め立て土砂をタンカーで運び、
2期島を埋め立てる工事が始まりました。

埋立工事は無事に終わり、タンカーに土砂を詰め込む搬出基地をどうするか、
関係者で様々な議論が行われました。

最終的には、大阪とは思えない美しい海を皆さんに知ってもらい、
そこで釣りを楽しんでもらおうとなり、
土砂搬出基地を「海釣り公園」としてリニューアルすることになりました。

ただ、交通不便地であるため、移動を車に頼るしかありませんでした。
海釣り公園に来てもらうためには駐車場が必要不可欠、
そこで国の補助がもらえるよう「道の駅」を海釣り公園に併設することで、
自治体の負担を減らそう、とのコンセプトに決まりました。


私は「道の駅」建設の担当者として、
平成19~20年の2年間、片道約2時間かけて現場事務所に通勤し、
この事業に携わりました。

田舎の事務所で、職員が不足していたため、
やることが目白押しで、恒常的に残業していました。

作業の効率性を考えて、時々事務所に宿泊して集中して業務をこなし、
翌日は早めに帰宅する、忙しい時はこんな感じでした。

地元の会長に怒られたり、現場でミスをしたり等、
失敗も数多くしてきましたが、
平成21年3月に何とかオープンまでこぎつける事ができました。

オープンから10年以上経過しましたが、
今でも多くの釣り客でにぎわっているようで、
事業に携わった人間としては嬉しい限りです。

あなたも、機会があれば一度行ってみて下さい。
釣りをせずに、施設を見学するだけでも大丈夫です。


コロナ対応に携わっている保健所職員の方も、
なかかな自宅に帰れず、事務所で宿泊されている話を聞き、
本当にご苦労されているんだなと心から感謝の言葉を述べたいです。

私も苦労はしましたが、
その苦労が「形」となって残っているところがとても嬉しいです。

あなたも公務員になれば様々な苦労が待ち受けていますが、
やりがいのある苦労ですので、
まずは試験を突破して、そのチャンスを掴んで下さいね。


私もそんな経験ができるなら、勉強頑張って公務員になりたい!
こんな声が聞こえてきそうです。

そんなあなたのために、公務員歴25年以上の私が「電話相談」して
あなたにアドバイスしたいと思います。

ご希望の方は、コメント欄に「電話相談希望」と記載をお願いします。
本日は以上です。次回もお楽しみに。
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