公務員としての体験談を昨日まで書きてきましたが、
いかがだったでしょうか。
しんどそうだな、と思った方もあれば
早くやってみたい、と思った方もあったでしょう。
あなたはどう感じましたか?
ここまで読んでいただいたあなたは、
公務員試験や公務員として待っている世界について
ある程度理解していただいたので、
ブログのタイトルにある通り、
私が専門試験問題の作成を経験した立場から
公務員を目指すあなたのために、
試験合格の「コツ」をアドバイスします。
その前に、専門試験問題どうやって作成するのか、
簡単に解説しましょう。
問題作成を担当する関係課から分野別に1~2名選出され、
人事委員会から作成委員として任命(兼務)されます。
その後、週に1回程度打合せをしながら問題を作成していきます。
作成の注意点として
・過去5年間に出題された問題(類似も含む)はNG
・出題分野が偏らないように担当を決める
このルールに従って、担当毎に原案を作成し、
打合せ会で作成委員全員で議論しながら問題を精査し、
何度かそれを繰り返して問題が出来上がります。
通常業務もこなしながらの問題作成で、
図書館に行ったりして参考書や問題集を読んだりするので、
結構大変でしたよ。
あと、試験終了後に受験者の採点も行いました。
採点基準を問題作成時に決めるので、それに従って採点するわけですから、
出題側の意図するところを理解できれば得点できます。
試験不合格者から採点基準等を情報公開請求されることがあるので、
そうなった場合の説明を意識しながら、採点基準をつくります。
これもなかなか大変です。
ここまで読んで、
どうすれば専門試験で得点できるのか、理解できましたか。
1)過去5年間に出題された問題は類似も含めて出題されない。
→ただ、作成側は過去5年間の出題内容や傾向を確認した上で問題を作成するので、過去5年間の問題は何度も解いて、十分理解しておく必要がある。
2)問題作成者の出題の意図を理解する。
→採点基準を作成するので、完全な回答でなくても、これが書ければ部分点あり、となっている。何が回答で求められているのか、理解した上で回答する。
こういった事を知ると、勉強もしやすくなりませんか。
出題者の意図を理解することは簡単ではありませんが、
専門試験対策の最終ゴールはここなので、
あなたも意識してコツコツ勉強を続けて欲しいと思います。
もう終わりですか、まだまだ聞きたいことがあるよ。
こんな声が聞こえてきそうです。
そんなあなたのために、公務員歴25年以上の私が「電話面談」して
あなたにアドバイスしたいと思います。
ご希望の方は、コメント欄に「電話相談希望」と記載をお願いします。
なお、本ブログですが、今後は不定期に更新していきます。
来年以降の受験を目指す方に、
参考書や勉強方法等を書いていく予定ですが、一旦これで締めます。
いよいよ今年度の受験が本格化しますので、
このブログがあなたのお役に立ったならば、大変嬉しいです。
電話相談で話ができる事を楽しみにしていますよ、本当に!
相談してもらえれば、あなたに適切なアドバイスができる自信があります。
では、最後まで諦めずに勉強頑張って下さいね。
心からあなたの合格を応援しています。