公務員としての基本を身につける(その2)

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前回は整理のスキルを身につける事の大切さを訴えました。
今回は「バランス感覚」を身につける事の重要性を記述したいと思います。

バランス感覚って何?

食事のバランス、体調のバランス、心のバランス・・・
バランスと言っても色々あります。

公務員となって公務に携わる上で重要になる「バランス感覚」とは?

公務員は税金で仕事をするため、色々な場面で納税者との対応があります。
・電話問い合わせ
・住民票や印鑑証明書等の交付
・窓口対応や民間業者との交渉など

高齢者の方から若い学生まで、相手は様々ですね。
スマホ知識の豊富な人もあれば、携帯電話しか使えない方もある。

つまり、どのようなタイプの方を相手にして対応するかはわからないので、
相手に合わせて丁寧かつ親切な対応をしなければなりません。

相手のニーズに合わせた対応をするためにも、バランス感覚が重要です。
物事を客観的に見る力、と言ってもいいでしょうか。

相手の立場に立って物事を考える習慣をつけていく、という事ですね。

これは納税者だけではなく、
職員間や仕事上付き合いのある民間企業の方と接する時も同様です。

パソコンに不慣れな上司もいれば、同年代の方々もいる。
自分と気の合う仲間ならば、このような事を考える必要もありませんが、
公務を遂行する上でポイントになるのがこの対応力。

昔お世話になった上司から
「人間力をアップさせよう!」とよく言われた事を覚えています。

一つの考え方に凝り固まるのではなく、
時事問題を中心に幅広く知識を習得して、見識を深めていく。

なるほど、こんな考え方もあるんだな。
今まで誤解していたけど、こんな目的があったのか・・・

これは普段から意識して行動していれば、できる事です。

どうして新型コロナウィルスのワクチンは日本製ができないのか、
なぜ日本はワクチン接種が遅いのか、
こんな疑問をネット等で検索して勉強していくのもよいと思います。

まとめると、
公務員になると様々なタイプの納税者に対応する機会があるので、
柔軟に対応できるような「バランス感覚」を養うことが非常に大切である。

そのためには、普段から客観的に物事を判断する習慣をつけ、
幅広い知識と見識を身につける努力をすることが公務員として重要である。

公務員試験の出題範囲が広くて勉強大変だよ、と思っていたかもしれませんが、それはこのような理由があったからです。

少しは真面目に勉強する気になりましたか?

そうは言っても難しいよ、
そう思っているあなたのために、公務員歴25年以上の私が「電話相談」して
アドバイスしたいと思います。

ご希望の方は、コメント欄に「電話相談希望」と記載をお願いします。
本日は以上です。次回をお楽しみに。
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