歌ってみた「吉原ラメント」のミックス手順

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音声・音楽
当ホライゾンサウンドにて依頼を受けました歌ってみた「吉原ラメント」をご紹介します!ご依頼は歌ってみたのミックスとして依頼を受けました。声質と曲の雰囲気がマッチしててエロいです(笑)

■公開中のクライアント様MV
【オリジナルMV】吉原ラメント 歌ってみた Covered by ばばめえ【新人Vtuber】


サービスにご興味のある方に作業内容を少し公開いたします。
実施した作業としては以下です。結構マニアックな内容かもです。

①ボーカルエディット
 ⇒ボーカルトラックの録音が綺麗でしたのでノイズはゲートのみで対処します。
 ⇒ボーカルの音程を補正し、カラオケトラックとタイミングを合わせます。
 ⇒この曲の場合はタイミングをきっちりオフボーカルトラックに合わせるだけでも見違えるほど上手に聞こえるようになりました。
②サビのみのハモリ生成
 ⇒メインの歌パートからソフトウェアで楽曲のスケールを解析します。
 ⇒解析したスケールに合わせて3度下の音程のボーカルパートを作成します。
③オフボーカル音源をブラッシュアップ
 ⇒オフボーカル音源が少しペラペラな印象でしたので、迫力あるトラックにブラッシュアップします。
 ⇒プリアンプやEQ、エンハンサなどで厚みや広がりを出していきます。
④ミックス
 ⇒①のメインボーカル、②のハモリ、③のオフボーカル音源をまぜた2ミックス音源を作成します。
⑤マスタリング
 ⇒④の2ミックスを、手持ちのアナログEQとバスコンプを使って、重心を低く、迫力とステレオ感を調整します。仕上げでコンプで少し音量を均して、サチュレーションを負荷してボーカルを少し前に出します。
⑥ノイズ除去
 ⇒アナログ機材で録音しましたのでホワイトノイズを除去して、曲の始まりと終わりにフェードイン・フェードアウトを付けます。

以上、簡単なミックスの作業内容でした!


(2023/9/30 追記)
ミックス作業としては随所で行うので書き忘れていましたが、歌やオケには随時リバーブとディレイを使ってステージを演出します。また、生成したハモリパートも気持ちの良いステレオ上の位置を見つけて配置しますが、この曲では左右に同じハモリを配置してダブらせています。
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