公開情報を効率的に利用する 住所データ編

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ビジネス・マーケティング
前回、厚労省(厚生局)が公開している医療機関の情報を取り込んで台帳形式で表示する方法をご紹介しました。

各省庁のサイトでは多くの情報が公開されていますし、民間の情報販売会社でもある程度絞り込んだ情報は無償で提供しています。


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住所データがダウンロードできるサイトです

ExcelやAccessにデータを取り込むことは簡単ですが、特定の住所を絞り込みたいような場合、何万件もある情報から検索するのは大変です。

こんな時に役立つのがデータベースのリレーションシップです。

「都道府県」と「市町村」は親子関係なので、まず都道府県を選択してから
対象の市町村を選択すれば効率的になります。

まず都道府県を選択します。
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大阪府を選択しました。次に市区町村を選択します。

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大阪市中央区を選択しました。

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最後に町域を選択します。

このようにデータを整理、関連付けして選択する仕組みを作れば簡単に検索することができます。

手が込んでいるように見えるかもしれませんが、データは簡単に取り込めるので関連付けするだけです。Accessを使えば小一時間で作ることができます。

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ちなみにGoogleMapと連携させれば、すぐ地図を表示することができます。

私がcoconalaを始めた頃に思いつき、配送業や食事を届ける業界の方々に爆売れするんじゃないかと思い出品したのですが、まったく売れませんでした。('Д')

それはさておき、これだけのデータをExcelで動かそうとするとかなり動作が緩慢になりますし、検索結果を記録するのに他のシートへ移動するなど操作が煩雑になります。

大量のデータの扱いに悩まれるケースがあれば、是非データベースを検討してみてください。

  Accessでは入力しやすいフォームを簡単に設計することができます。
  例えば地点登録、名称検索など機能を付加するのも容易です。
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業務用システムから出力したCSVデータなどを一括処理したい場合などもオススメです。

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(これはダミーデータ生成サイトのデータです)

デジタル庁も様々なデジタル化を推進しています。

情報管理の効率化で仕事の質を上げる取り組みをしてみませんか?

Accessを使ってみたいけど、何から始めたらいいか分からない。
具体的に何ができるか知りたい。etc.

何かお力になれるかもしれません。

お気軽にご相談ください。

最後までお読みいただきありがとうございました。


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