職業柄、厚生労働省関連のWebサイトで調べものをする機会が多いです。
行政は色々なデータを公開していますが、CSVファイルやExcelファイルなのでデータの絞込みや集計が煩雑になります。
今回、医療機関の情報をデータベース(Microsoft Access)に取り込んでみたところ思いのほか実用的だったのでご紹介してみます。
内容は自分のブログで紹介したものです。
医療従事者向けのものにはなりますが、他業種でも所轄官公庁が公開している情報は多くあると思いますので応用は出来ると思います。
私の住んでいる中国地方の厚生局のサイトから医療機関の届出情報をダウンロードしてみました。
保険医療機関には施設基準の届出という仕組みがあり、何をするにも国に申請して許可を得る必要があります。
施設基準とは
施設基準とは、医療法で定める医療機関および医師等の基準とは別に、健康保険法等の規定に基づき厚生労働大臣が定めた保険診療の一部について、医療機関の機能や設備、診療体制、安全面やサービス面等を評価するための基準になります。
診療報酬の中には、この施設基準の届出を行うことで算定が可能となるものがあります。
施設基準ごとに対象となる患者さんや算定の要件、届出の要件が定められています。
coconalaブログでは他のサイトへリンクを張れないようなので興味のある方は
「医療従事者のためのAccess」で検索してみてください。
このように医療機関毎に取得している施設基準の一覧表を簡単に入手することができます。
ただしExcelはあくまで一覧でしかないので、フィルターを駆使して欲しい情報を検索するしかありません。
Accessを利用すると一覧表フォームを作成することができます。
一覧表から閲覧したい情報を選択して詳細フォームを参照します。
このように機能的に利用することができます。
顧客情報や商品など、データが増えてくるとExcelでは煩雑になってきます。
データベースなら業務効率化を見込める場合もあります。
運用方法を基にオーダーメイドで作成しますので、既製品では手の届かない、ちょっとした欲しい機能を装備することができます。
遠慮なくご相談ください。
Accessは少し使えるけど、システム化まではちょっと自信が無いという方にはアドバイスすることができると思います。