空気は読むものじゃない

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コラム
空気は読むものじゃなくて、吸うものです、よね。

おまえは空気の読めないやつだと言われてしまったとか、私空気読めてないと思われてたらどうしようとか、そんなこと気にしなくていいです。だって、そもそも読むものではないですから。

いっぱい吸って、ゆっくりはきましょう。その方が気持ちがいいでしょう。

「空気を読む」って「他の人のことや周りの環境に配慮しましょう」ってことのはずです。

他の人が考えていることを知るなんてことはできないと思っています。
でも、世の中には、他の人のことによく気がつく人がいます。あの人は気が利く人だなぁと思ったことは、あなたにもありますよね。

電車内で、座席に座っていた人がスッと立ったと思ったら空いた席に杖をついたお年寄りが座った、なんていう場面はよく見かけます。
駅のホームで、白い杖を地面につたわせて歩いている人に声をかける人のことも、何回か見かけました。
学校に歩いて通っていた頃、下校中に急に雨が降ってきてびしょ濡れで家の玄関を開けたら、下駄箱の上にタオルがおいてあったこともありました。私の母は、いろんなことによく気がつく人でした。

気がつく人、気が利く人は、周りの変化や状況をよくみています。他の人のことも、よく観察しています。常日頃から気を使ったり気を回したりしているわけではなさそうです。そうしてたら、気疲れしちゃいますものね。

よくもわるくも、いつもと違うことや異変に気がつくことが大切です。

「あら、そのネクタイ素敵ね」
「ご気分、大丈夫ですか?」
「お腹が空いているのかなと思って、、これ、差し入れです」
「大変そうですね、お手伝いしましょうか」

空気は読んでいません、他の人の気持ちも読んでいません、気がついたことを声に出すだけです。
「おまえは空気の読めないやつだなぁ」と言う人は、ひょっとしたら他のことや人のことに気がついていないのかもしれませんね。

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今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

人は、独りでは生きていけませんが、ひとりでも生きていけるようにも世の中は出来ています。
私が死ぬ時、ひとりで息を引き取ってもいいと思っていますが、お葬式や埋葬の際にたくさんの人が見送ってくれるといいなぁと思いながら生きています。

またあなたとこのブログでお会いできますように。
明日もお楽しみにしていただけたらうれしいです。

あなたにとってよい夜を、そしてよい明日になりますように。







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