初めまして、hondanaです。
今日から読んだ本の記録も兼ねて、感想をここに書いていこうと思います。
極力ネタバレはしないように配慮しますが、その辺は温かい目で見ていただけると嬉しいです。
〈これまでのあらすじ〉
異能という魔法のようなものが存在する世界。異能の血縁のある一部の人間は異能を使うことができ、その強さや種類も様々。
斎森家なのに異能の使えない斎森美世は召使いのように扱われて育つ。そこに冷血無慈悲だと噂される久堂清霞との婚約話が持ち上がり、嫁ぐように命じられる。家を追い出されるようにすぐに清霞の元に行かされ、帰る場所を失った美世はどんなことがあってもここでやっていくしかないと決意する。一緒に過ごすうちに美世と清霞の気持ちが変化していく。
〈あらすじ〉
斎森美世が薄刃家の血を継ぐ甘水直に狙われていることが分かり、警護も兼ねて清霞の職場で一緒に過ごすことになる。美世の護衛に清霞の元婚約者候補の陣之内薫子が就くことになる。
〈コメント〉
待ちに待った四冊目だったので発売してすぐ購入&読破。
表紙のイラストに惹かれたのがきっかけで一冊目を読みましたが、すぐにハマり、その時発売されていた三冊を一気に読む程面白い小説です。
前回までは家での様子が中心に描かれていましたが、今回は清霞の職場がメインの舞台になっています。
美世と清霞の想い合っているのにそれぞれが悩むもどかしい関係に注目!
美世が清霞の元婚約者候補の薫子の存在を知り、どういう関係だったのか気になりながらも過去のことを訊いていいのかと悩む姿がもどかしく感じます。一方で清霞も美世を常に傍におき、危ない目に遭わせたくない想いがありながらもそんな風に思う自分に戸惑っているという二人ともお互いのことを想い合っているからこそ起こるすれ違いにキュンキュンしました。
これからどうなっていくのか気になる作品です。気になった方は是非読んでみて下さい。
では、また。
読了日 2020.9.14