生きるヒント ⑪長い話を区切るコツ

記事
コラム
病院では呼吸器内科、会社では産業医をしています。
そのため、人の話を聞く時間が長いです。
おそらく1日3時間くらいは、1:1で会話しています。

病気やお仕事、プライベートに関する悩みをお聞きしていると、いくら長くても、主に1つの問題点とそれに関する気持ちの2つから話が成り立っていることに気づきます。

対話の中で「いっぱい話して楽になりました。」と言われて解決できるときもありますし、解決できないときもあります。

私の場合は時間を区切るようにしています。
話の始まるときに、「20分ほど聞かせてください」とお伝えするようにしています。そして、「〇〇さんは、こういったことに困っていて、そのためにこういう気持ちになって、憂鬱なんですね。」「今困っている問題点をどう解決していくのが良いか一緒に考えましょう。」とまとめるようにしています。

実は20分って実はかなり長いので、区切っても嫌な気持ちになる方はほとんどいません。

病院で看護師さんや薬剤師さんの愚痴を聞くときも、20分くらいは自由に話して頂くように心がけています。





サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す