今日も冴えない展開!? 29,500円を試すのか、29,800円を超えるか!?

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マネー・副業
 おはようございます。
 今朝はどんよりとした曇り空で「菜種梅雨」という言葉が想起される。株式市場は決算発表前の手仕舞い売りもありそうで上値も重くなっているが、まだまだ金余りの相場が続いているという感じだ。ただ、株価のバブルは弾けた感もあり、買われすぎ銘柄の上値はさらに重くなると思う。
 日経平均やTOPIXと我々が体感する相場の雰囲気に乖離がみられるような気がする。かと言って東証マザーズ指数や日経ジャスダック平均とも違い、何となく個々の銘柄の振れの要因をしっかりと見極めて相場全体を把握する必要があるようだ。それを簡単に見るための指数に違和感があるので、個々の分析がさらに重要になってくるだろう。逆に言えば指数を見るには一部の銘柄の動きだけを見ておけば良いということになる。
日経平均は3万円という水準よりもまずは29,800円が上値として意識されそうだ。下値は29,500円がめどとなるのだろうが、一方向に動きやすい相場でもあり、買われすぎ銘柄の決算次第で上にも下にも大きく動くだろう。下値は一気に29,000円程度までの下落ということもあるかもしれない。
買われすぎ銘柄の修正安が一服となった感もあるが、まだまだ割高感が強い銘柄も多く、決算発表を控えての手仕舞い売りに押されるものも出て来るのだろう。買戻し一巡となったものから売られる、あるいは昨日や一昨日のような指数先行での売りということもあるだろう。
昨日も急落となる場面もあったがボラティリティーの上昇は限られている。それだけ値持ちの良い展開が続くということなのだろうが、29,500円を割り込むようであれば下げが加速される可能性も高く、そうなればボラティリティーも一気に上昇となるのだろう。
オプションSQは特に波乱もなさそうで、SQ終了後に再度買われすぎ銘柄が買い直されるのか、逆に決算発表を控えて手仕舞い売りに押されるものが多いのかが注目される。それでも日銀のETF(上場投資信託)買いなどが細るなど金融緩和の出口も気になり、上値は重い展開が続くのだと思う。
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