買い先行となりそうだが・・・ 今日は上値を抜けるのか!?

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マネー・副業
 おはようございます。

 今朝は今にも雪でも降りそうな感じだが、明日は節分ということで春の始まりという時期になっている。株式市場では「節分天井、彼岸底」と言われるのだが、最近では「節分底、彼岸天井」というケースなども見られ特に話題になることでもない。ただ、この時期からはこれまで四半期決算ではなく半期決算の発表であった時代には「今期の決算と来期の予想」などが注目され、今期の好業績は織り込んだとか、来期は厳しいのではないかという見方、そして決算を控えての持高調整が始まるということで売られることが多く、「節分天井、彼岸底」と言われていたのだと思う。

 相場の季節性ということではあるが、最近では目先の売り買いが中心ということ、そしてかつてのように株式市場が比較的「プロ」や「セミプロ」のような人達が参加する場所であったということ、特に機関投資家が主体の時代と現在とでは違うケースが多いのではないかと思う。もちろん、3月の決算などを意識しての持高調整もあるのだろうし、来期業績を株価に織り込み始める時期ではあるのだが、今は目先の需給で大きく動くということなのだろう。米国の利下げ、地政学リスク、中国の景気動向、そして足元の決算発表、と何に反応する銘柄が多いのか、指数の構成銘柄ではどうなのか、などを考えることになるだろう。ただ、中長期で見ると目先の需給や目先の材料で売られたところが買い場となることも多いのではないかと思う。


36,000円前後の保ち合いが継続という状況だ。31日(水)の高値と安値をどちらに抜けるかという状況であり、どちらかに抜けたとしても35,500円水準では下げ止まるのだろうし、36,500円あたりでは上値も重くなるのだろう。決算発表が出揃ってくるまでは、個別に目先の需給で反応しながら、指数は上がれば買われ、下がれば売られるという状況はもうしばらく続きそうだ。

米国株が高く、引け後の決算なども好調ということもあり、本日の日本市場は買い先行となりそうだ。ただ、米国株高の要因は個別企業の決算や利下げ期待ということでもあり、円高基調となれば日本企業への影響は限られるのではないかと思われる。決算発表が本格化するなかで円安効果も期待できないとなると上値も重くなるのではないかと思う。それでも売り材料ということではないので、堅調な展開は期待される。空売りが積み上がればさらに上値も期待できるだろう。

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