冴えない展開で下値模索が継続か・・・ 半導体関連銘柄次第ということか・・・

　おはようございます。

　お盆は過ぎたがまだまだ暑い日が続いている。株式市場は調整感が強まり、指数も大きく下落しているが、世界的に信用収縮懸念が強まっているのだと思う。米国債の格下げ、そして中国の景気後退からの米国債売却懸念も強まっており、少なくとも積極的に買い上がり難いという感じだ。日本国内でもガソリン価格の上昇が止まらず、早晩陸運などへの影響も取り沙汰されるのではないかと思う。

　中国の景気鈍化懸念もインバウンド消費への影響も出てくるのだろうし、中国の土地バブル崩壊の影響が日本にも及んでくる可能性もある、さらに目先的には日経平均の入れ替えで構造的な売り要因が見られそうだし、まだまだ買えない状況が続くのだろう。少なくとも空売りが積み上がらない限り大きな上昇は期待しにくいと思う。

31,500円水準で下げ渋りとなった形だが、底入れ感が出たということでもなく、まだ下値模索が続くのだろう。31,000円を意識する水準では下げ渋るのだろうし、31,500円を超えてくれば32,000円前後まではもどすのではないかと思う。

週末の米国株はまちまちで、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物も方向感に乏しい展開となったことから、本日の日本市場も下値模索が継続となりそうだ。上がれば売り、下がれば買いということで方向感が読みにくい状況なのではないかと思う。積極的に買い上がる材料もなく、空売りもそれほど積み上がっていないので、指数に影響の大きな銘柄次第ではあるが、買い戻し一巡となた後は冴えない展開になりそうだ。

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