日経平均は堅調だが、4連休明けは!? 日々是相場-夕刊-

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マネー・副業
日経平均   23,360.30 円 △ 40.93 円 
≪東証一部≫
売買高    14億9,974万株
売買代金  2兆7151億5600万円
値上り銘柄数 1,600 銘柄
値下り銘柄数 488 銘柄
騰落レシオ(25日) 118.64 % △ 6.99 %
為替 1ドル=105.36 円
☆ 市況概況 ☆
4連休を控えた週末で米国株安、円高にも関わらず堅調
 米国株が軟調、特にナスダック指数は大幅安となり、為替も円高に振れたが夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が買われていたこともあり、堅調な展開となった。手仕舞い売りに押されて安くなる場目のあったが、買戻しが続き堅調な地合いが続いた。
 昼の時間帯も特に動きは見られず、後場に入ると買戻しを急ぐ動きも見られたが上値は重く、まったく方向感に乏しい展開となった。4連休を控えた週末ということで手じまい売りに押されるかと思ったが買戻しも多いようで指数は堅調だった。
 小型銘柄も目先的な動きと持ち高調整の売り買いでまちまちだった。東証マザーズ指数は軟調、二部株指数や日経ジャスダック平均は堅調だった。先物はまとまった売り買いも少なく、指数を大きく動かすようなこともなく、ヘッジ売りが嵩むとか買戻しを急ぐということもなくおとなしい動きだった。
 依然として方向感に乏しい展開となっている。それでも買い戻し一巡となっている銘柄から手じまい売りに押されるという状況であり、ここで堅調となっているので、4連休明けは軟調となりそうだ。米国のハイテク銘柄の売りが続くようであれば、日本でも買われすぎ銘柄の売りが本格的になると思われる。
☆ テクニカル分析 ☆
日経平均
25日移動平均線を意識しているように思えるが、単純に持ち高調整の売り買いで方向感が見られないということだろう。4連休明けに動いた方に大きく動くことになるのだろう。
☆ あれやこれやと一言 ☆
米国では引き続きここまで大きく上昇したハイテク銘柄の持ち高調整の売りが続いている。買われすぎ銘柄が多いだけに売られる時も大きく売られることになるのだろう。バブルが弾けたということであれば、さらに大きく調整となると思う。
米国ハイテク銘柄の調整はどうやら、押し目ではなく下落の始まりということではないかと思う。バブルではないという見方も多かったようだが、バブルに過ぎないということだと思われ、水準訂正はここから本格化するのだろう。
日本でも買われすぎのハイテク銘柄や指数に影響の大きな銘柄を売って、売られすぎの銘柄を買うことになりそうだ。為替が円高に振れているのも円キャリー取引の解消なのか、いずれにしても株式がらみの持ち高調整の動きだろう。
買い戻しが終われば日本株も手じまい売りに押されることになりそうだ。目先的には買われすぎ銘柄も多いのでいったん手仕舞い売りに押されるということになると大きな下げとなると思う。

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