上値を試す動きから始まるのだろうが・・・ 29,000円を抜けるのかどうか!?

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マネー・副業
 明けましておめでとうございます。
 本日も晴天、まさにお正月、大発会にふさわしい天気となった。昔は証券会社の社員や取引所職員が着物をきて「シャンシャンシャン」とやったのだが、今は昔という感じだ。大発会が午前中で終わると皆で初詣に行くという習わしは今もあるのだろうか?株式市場は年末年始の米国株なども波乱はなく、堅調な始まりとなりそうだが、今年1年を見ると波乱もありそうだ。

 何と言ってもこれまでの金融緩和が終了し、バブル時代以来のインフレも「期待」される。ただ、まずはスタグフレーション懸念という年になるのではないかと懸念している。毎年、年末高予想が多いが今年は年初高となるのではないかという気もする。米国のバブルが弾けたと何度も話してきたが、バブルはいつか弾けるということで既に、高値を更新できない銘柄も多くなっているので、今年中には本格的な調整もあるのではないかと思う。米国の中間選挙や米中摩擦などが取り沙汰されるものと思うし、今年も引き続き好業績銘柄の上がっていないところに注目して行こうと思う。
年が明けても特に何も変わらず、逆にオミクロン株の感染拡大が懸念されるなかでは29,000円を超えてさらに上値を試すということにならないだろう。当面は29,000円が上値ということで上値の重さを気にしながら下値を試すということになるのだろう。当面は28,500円~29,000円での保ち合いと思われる。
大発会の本日も年末年始の米国株も特に方向感がみられるでもなく、波乱はなさそうだ。日本市場が休場中の米国市場も年末安、年初高ということでもあり、ダウ平均は引け値ベースで高値更新となったもののナスダック指数は冴えない感じで、本日の日本市場も方向感に乏しい展開となりそうだ。積極的に買い上がる材料もなく、中国恒大の問題がまたぞろ取り沙汰されてきそうで年末の反動で買い先行となっても上値の重い展開となりそうだ。
米国株が大きく上昇、下落ということもなく、年末のヘッジもコール売りが正解ということになりそうだ。買い先行となっても29,000円を超えるということまでの勢いはなさそうで、年初の買いや月初の買いが入れば逆にコール売り、プット買いのチャンスということなのだと思う。
逆に大きく下落するということであれば、コール買い、プット売りのチャンスだと思う。少し先を見ると今年は米中問題などもさらに激化しそうで、北京五輪などを控えての駆け引きなども出てきそうだ。さらにオミクロン株の感染拡大の影響が出るというより、影響を気にすることになるので当面は少なくとも上値は重いのではないかと思う。
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