自分が子供の頃は、親の影響ってそんなに受けていないと思っていました。
今更思うことですが、
自分が親になって、今現在 実感することは、子供は親の影響をとても強く受けているものなんですね。
親と子は身体は物理的に離れていますが、気持ちはリアルタイムにリンクしているように感じます。
特に、不登校の子供とその親はなおさら。
子供は小さい時は親に依存して当然と思いますますが、大事なのは親の気持ちの方で、特に親の無意識が
子供に直結しているということを、親は意識しないといけないですね。
「親の無意識」を意識するというのは、分かりにくいですが、人の意識は無意識の感情が90パーセントを占めているそうです。
自分が口に出して話す内容は、どこか常識や回りを意識した発言をしていると思いますが、
無意識の感情は自分が意識してないのに感じている人それぞれの思い癖のようなものです。
他人の意識は外から覗くことは出来ませんが、例えばある人がいつもポジティブであるとか、ネガティブであるとか 、
その人が特に自分の感情を、回りに話さなくてもその人から気持ちは自然に伝わってくるものです。
その自然に伝わってくるその人の雰囲気のようなものの中に無意識は隠れていると思います。
特に親密な関係になればなるほど、無意識の存在が深く関わってくるようになります。
恋人同士の時はまだよくても、夫婦になると嫌になったりするカップルは、自分の無意識がもろに相手にぶつかっていくので、
そこで夫婦間が悪くなっていくカップルとさらに良くなる夫婦と二極化するのではないかな?と私は思っています。
話しが横道にそれましたが、子供が親に依存するのは当たり前なので、親は徐々に(気持ちの上で)子供を切り離す意識と、
自分の無意識はどうなっているかを理解しなといけないと思っています。
親の無意識は子供に直結しているので、親の気持ち(無意識)が負担になったり、または逆にやる気に満ち溢れたりと
リンクしていくんですね。。
まずは、
親子間を上手に切り分けて考えられるように意識していくことです。
子供の問題は子供の問題。
親の無意識はどうなっているのか。
この二つは同時進行に進めないといけないです。
子供が答えを求めて来た時や、精神的に甘えて来たときだけに親は手を貸すということ。
人の気持ちは複雑ですが、良い方に回れば相乗効果で良いことづくしになるでしょうし、
悪い方向に回れば負の連鎖になってしまうのでしょう。
良い方向に回り出したら、あとはほっておいて構わないと思います。
子供が困って話しかけてきたときだけに聞いてあげるくらいで。