子供が問題に直面した時についつい手を貸したくなってしまう。
"もっとこうしたらうまくいくのに"
"それはうまくいかないよ"
"こっちの方がいいよ"
大人はついつい答えを教えたくなってしまいます。
大人は子供よりも知識があり経験があり
何が合理的で効率が良いのかを知っている。
と思っている。
気をつけていきたいのは
"それは誰の問題か?"
ということです。
子供の問題であれば子供に解決させるのが良いでしょう。
大人の生活に影響があるなら大人も解決に参加するのが良いでしょう。
子供の問題にまで大人が手を伸ばしてしまうと
子供が問題を解決する力が身につきません。
子供が困っている時に助けてあげようとするときは
"誰の問題か"を意識した上で
どのように助けるかを考えてあげるのが良いでしょう。
ここでも子供への洞察は欠かせません。
問題を目の前にフリーズしている子供が
"困っているのか"
"考えているのか"
"空想しているのか"
さまざまです。
"困っている"なら何に困っているのか理解してから適切なサポートが必要があります。
"考えている"なら答えが出るまで見守ってみる。
"空想している"なら注意を目の前の問題に戻してあげる。
子供次第で対応は千差万別。
大人の共感能力が試されそうですな。
まずは"誰の問題か"を意識して
子供の問題ならしばらく見守って
迷い悩む姿を成長の一端として感じてもらえると良いのではないでしょうか。