子供が言うことを聞かなくて困ってしまう

記事
コラム
”もう一日中ずっとゲームをやり続けてしまって。いくら言ってもダメなんです。"

という悩みを聞きました。
ちょうどトマス・ゴードン著の「親業」を呼んでいた僕は

「なるほど。実はそれって〜するといいんですよ」

なんてアドバイスをしたい気持ちをグッと抑えて

「なるほど。それは大変ですね〜」

と共感を示す。
ついついアドバイスしたくなってしまう悲しい男の性よ。

ゲームってハマるように作られてますからね〜。
・敵を倒したらアイテムや経験値がもらえる。(ランダム性)
・レベルが上がったりステータスが上がる(進捗を感じる)
・攻略が難しい敵を倒すことができる(達成感や有能感)
・SNSや周りの友達と共通の話題で盛り上がる(関係性)
・誰かに「ゲームをやりなさい」と強制されたり管理されたりすることなない(自律性)
・アイテムをコンプリートしたい(ザイガニック効果)

ハマるのもムリはない。
僕も子供の頃は親に隠れてゲームボーイめちゃくちゃやってましたからね。
わかる。

それはさておき
子供の行動が親の生活にも影響を及ぼすのであれば対処が必要

そういう時には
注意したり、命令したり、強制したり、強要したりして
子供の行動を変えることもできるんですけど
子供に力がついてくると
まことに子供が成長することは嬉しいことですが
こういったやり方では子供の行動を変えられないことが多い。

まず試して欲しいのは
【アイ・メッセージ】

"私は悲しく感じます"
"それは私には受け入れられません"
"(私は)とても助かるわ"

主語が「私は」になるメッセージです。
これを子供に伝えてみて欲しい。

子供に子供自身の影響力を自覚させていくのは重要です。
そこでアイメッセージを使って
親さんの気持ちを伝えていきます。

子供との関係が上手にできている時
"あ。これは相手にとってイヤなことなんだな"
"こうすると悲しませちゃうんだな"

ということが子供に理解されると
子供は自分の行動を自ら変えようとするケース多いです。

これでも変わらないことあります。
子供との関係ができていなかったり
子供がどうしてもやりたかったり
子供が不信感を感じていたり
子供に伝わらなかったりと。

その時はまた別の方法を試しましょ!
でもアイ・メッセージ大事なのでやってみて欲しい。

相手の気持ちを想像する力
自分の行動を変える力
折り合いをつける力
相手に寄り添う力

親子の関わりから育んでいきましょう。

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