数学24点で高校を2年で中退した僕が起業して半年で月収100万円を稼いだヒミツ

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みなさんこんにちは。
Soraです。
この記事では国立の有名大学附属の中高一貫校に在籍していながら、高校2年の末に中退。中卒として社会に放り出された私が起業家として一念発起して独立してからたった半年で月収100万円を稼ぐまでになったお話を物語仕立てでみなさんにお話したいと思います。

基本は物語仕立てで進んでいきますが、途中みなさんがビジネスを始める上でかなり大切なエッセンスが散りばめられていますので、そちらも併せて注意して頂けますと幸いです。

それではお楽しみください。

「数学24点で高校を2年で中退した僕が起業して半年で月収100万円を稼いだヒミツ」


※この記事は事実を基にしたフィクションです。実在の人物・団体・出来事とは関係ありません。また、登場人物、団体などは全て架空の名称です。


第1章 高校中退


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忘れもしない、高校2年の終わり。暖かな春が訪れる少し前のまだ肌寒いある日、学校の面談室で私は今までの人生史上最低で、そして最高な選択を迫られていた。

「高校を退学するか留年してもう1度高校2年を続けるか」

暴力事件を起こした訳でも万引きで補導された訳でもない私がなぜそんな選択に迫られているのか。理由は単純明快。成績が振るわなかったからである。当時私が通っていた学校は国立の某有名大学附属の中高一貫校だったのだが、中高5年間を通して数学の点数が40点を超えることは無く、いつも30点台。ひどい時には24点というスコアを記録したこともある。また、かといって理科や国語が出来るのかといえばこちらも成績も平凡かそれ以下。学校が留年か退学かという選択を迫るのは至極当然という訳である。

尤も、この話し合いや学校が迫った決断は私にとっては何の意味も持っていなかった。答えは既に決まっていたからだ。

画一的且つ工業製品の様な人材を工場の如く続々と生み出す為だけの学校には毛程の未練もない。あえて言うならば長年の付き合いのある友達との別れが惜しまれるだけである。

経験したことのない妙な雰囲気の中、先生は私がいかにしてこの選択を迫られているのかという理由を淡々と私と一緒に呼び出された母に話していた。普通であれば緊張のあまり手汗が掌から溢れ出るところであろうが、私はなぜだかその時この話し合いが他人事の様に感じていた。そして恐らく母も同様であったと思う。私はその場で学校を去るという選択をした。もちろん、学歴に高校中退の文字が残るということは重々承知の上である。多くの人は私が愚かな選択をしたというであろう。あとわずか1年だけ長く高校にいれば高校を卒業出来たであろうし、高校中退などという不名誉な経歴の持ち主になることも無かった。しかし私は考えた。10代というのは恐らく一生の中で最も活力に満ち溢れ、輝いている年代である。10代もいよいよ終盤に差し掛かったこの大切な時期にその大切な1年を学校などという場所のために使ってしまっても良いのであろうかと。

そもそも富国強兵の名の下に打ち立てられた近代の教育制度というのは国を豊かにするための駒である労働者と、同じく国を強くする為の駒である兵士を育てるためのものであり、いわば労働のための画一的な工業製品を生産し続ける工場といっても過言ではないのである。チャイムの音で強制的に席に座ることを強要され、規範に反するものがいれば”製造責任者”である教師が製品である生徒を注意してクラスという"製造ライン"へ再び戻す。幼少期にどれだけ傑出した才能を持った神童であっても高校を卒業する時にはそのほとんどが"一般常識"という偏った型にとらわれた工業製品へと成り下がってしまうのである。(無論私は神童などという崇高なものではなく、単なる劣等生であったのだが。)

 昭和や大正ならいざ知らず、AIが人間に取って代わって単純労働を行なっていこうというこの現代においてその工業製品を作るための"工場"には果たしてどれほどの価値があるというのであろうか。

 皆さんの目には高校を辞めさせられた者の負け惜しみに写るかもしれない。それでも結構である。ただ私は高校を途中で出るという選択を取ったことによりこの事実に気付いたのだ。恐らくその選択肢が無ければ僕は今も製造ラインのベルトコンベアーに乗り続けていたであろうし、この事実に気付くことも無かったであろう。この記事を読んでいるあなたは高校を卒業した上にこの事実を知ることが出来た訳であるから、何とも羨ましい。


第2章 起業


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 さて、高校を辞めた私が何をしようと思ったか。私はまず手はじめに個人事業主として起業しようと考えた。もともと就職する気などなかったので学歴は関係ないとはいえ、高校中退の人間を雇ってくれる企業は今時ほとんどない。しかし自分で起業するとなれば話は全く違う。実力がモノをいう下克上の世界。細かいプランはまだ何もなかったが、とにかく行動!の精神で個人事業主の開業届を出した。開業届を出してしまえば自分自身も後には引けなくなるだろうと敢えて自分を追い詰めたのである。(個人事業主の開業届は誰でも無料で作成でき、インターネットでフォーマットも公開されているので、本当は大したことではないのだが、ついに起業したんだ!という気持ちが僕のやる気を奮い立たせた。)

個人事業主の開業届を出した僕は晴れて起業家となった訳だが、このままではなにも収入を得ることは出来ない。そこで私は以前から尊敬していたある経営者に思い切ってメールを送ってみた。自分の最悪な経歴を話した上で「あなたの下でビジネスを教えて下さい。お茶汲みでも鞄持ちでも何でもします。地を這い、泥水を啜ってでも僕は必ず成功したいんです。」他にも色々書いた覚えはあるが、要約するとこんな感じである。(かなり熱意がある内容だと思うが、僕がこのメールを受けっとたら正直ドン引きである。) この経営者の方はインターネットでの広告ビジネスやコンテンツ販売、投資助言業など数多くの会社を経営している人で、六本木ヒルズに住んでいるという。イカニモが好きな私にとってはまさに僕にとっては憧れの存在。

メールを送ったは良いが返信など返ってくる筈もなく、とりあえずはインターネットを利用した物販ビジネスでもやろうと思い1ヶ月ほど物販ビジネスに専念していたある日である。
これは私が中学の頃に編み出したビジネスで、当時中学生で陸上部だった私は、スニーカーやスパイクなどの商品をインターネットで調べていると同じ市場内でも価格差がある事に気が付いた。
そこに注目して市場内での利ざやを取ろうとしたビジネスで、中学時代でも毎月10万円ほどは稼いでいた。
当時の私は「このビジネス(もといお小遣い稼ぎ)をブラッシュアップすればある程度の収入が得られるのではないか」と考えた。
詳しい手法は私のコンサルで解説しているので割愛するとして、結果的に私は毎月30万円程であれば安定的に稼げるようになった。

そんな或る日、私のパソコンに見慣れないアドレスからメールが届いていた。「詳しくお話を聞きたいので1度ウチまで来てくれるかな?」私があのメールを送った経営者の方からであった。

(後に聞いた話なのだが、あの手のメールは頻繁に来るのだが、私のガッツとドン引きするレベルのハングリー精神を認めて返信をしてくれたのだという。)

私はすぐにアポイントを取ると、彼 (以下便宜上Tとする) の元へと向かった。実際に会った時のTはインターネットで見たひょうきんな印象とは打って変わって数社もの会社を経営する経営者たる迫力が感じられた。

「それで、つまり君は何がしたいんや?」出身は博多だが大阪の大学を出たというTのトレードマークとも言えるノンネイティヴな関西弁。口調自体は軽い印象ではあったが、私を射抜かんとする鋭い眼光でTは私の目をじっと見ながらゆっくりとそう言った。

この時は正直Tの迫力に圧倒されていて彼の目を見返すことで精一杯であった。しかしこの程度で負けてはここまで来た意味がない。僕も彼の目をじっと見て、ゆっくり、そして腹の底から声を絞り出す様にこう言った。

「成功したいです。誰よりも。」

Tは私の目を見つめながらゆっくりと頷いた。

話し合い自体は15分程で終わった。結果から言うと、私に与えられた期間は1ヶ月。1ヶ月間彼の下で業務委託という形でビジネスのいろはを教えてもらいながら働く。そしてそれ以降は独り立ちする。これが僕の最初にして最大の転機である。


第3章 失敗しないビジネスの三原則




Tの下で過ごした1ヶ月はとてもエキサイティングで濃密な時間であった。私はマーケティング部門でTからビジネスを学んだ。具体的に何をしたのかというと、Tの手掛ける商品のローンチに自分も携わり、コピーライティングやメディア運営を学ぶといったところだ。

そしてTが口を酸っぱくして私に教えてくれた「失敗しないビジネスの三原則」は今でも僕のビジネスの指針となっている。

儲かるビジネスは星の数ほどある。しかしスタートアップは失敗しない事が第一。リスクをかけるからには必ず成功させる。これがTの信条らしい。

ここで読者の皆様にも「失敗しないビジネスの三原則」をご紹介したいと思う。

彼が私に教えた失敗しないビジネスの三原則の一つ目。それは
『元手を掛けない』こと。
元手がかからなければ例え失敗したとしても再スタートまでの時間が早く済む。もし失敗したとしてもダメージを最小限に抑えるという訳だ。

そして二つ目は『粗利率が高い』こと。
粗利というのは売り上げから経費などを差し引いた純利益の事で、これが高いビジネスならばある程度の価格競争にも参戦出来るし、ある程度値段を下げたとしても利益は依然として大きいので失敗する可能性が少ないという訳である。

そして最後の三つ目。
それは『在庫を持ちすぎない』こと。
私が以前行っていた通常の物販や、よく起業しようとする人が初めに考える飲食でのビジネスでは常に在庫(食材)を抱える事になる。
この在庫というのがまるまるリスクになるとTは話した。特に飲食であれば食材は使用できる期間に限りがあるし、物販でもアパレルなどであれば旬を過ぎた商品はなかなか売れない。そうなれば仕入れにかかった費用はまるまる経営者のマイナスとなる。"在庫を持たないこと=リスクを減らすこと"に繋がるという訳だ。

これはある程度月収を稼げるようになった今でも徹底的に意識しているルールである。

第4章 月収100万円


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Tの下で1ヶ月間修行を積んだ私はついに独り立ちの日を迎えた。数々の知識を僕に授け、そして一人の起業家としての自信を持たせてくれたTに対しては感謝してもしきれない。大恩人である。

Tの元を離れた私はまず何をしたか。Tから授かった僕のビジネスの指針である三原則を見直し、徹底的にブラッシュアップした結果僕が見つけたビジネスプランは物販と、余剰資金での投資であった。当時は1ビットコインがまだ30万円程で、世間的にはあまり仮想通貨やビットコインが認知されていなかった時代。実は僕がTの下にいる時、彼は毎日の様に「ビットコインは必ずバブルが来る!お前ウォレットぐらい持っとるんやろうなぁ⁈」と仮想通貨の将来性を僕に説いていた。その時投資には興味のなかった僕はそこまで乗り気では無かったが、Tに言われるがままに仮想通貨の取引所に口座を作っていた。

当時の投資額はたったの15万円程。吹けば飛ぶ様な金額である。しかし後にこの15万円が僕に仮想通貨バブルの狂気を教えてくれる事になる。僕が投資した仮想通貨は"モナコイン"2ちゃんねる発の国産仮想通貨というのが触れ込みの仮装通過。当時1モナコインは120円程度。僕はそのコミュニティとチップモナという投げ銭システムが面白いと思いその15万円をモナコインに全額投資。 勘の良いあなたならもう気が付いたであろうか。モナコインはリップルやADAコインと並び、先の仮想通貨バブルで記録的な大暴騰を見せた仮想通貨の一つなのである。僕の取得単価は1モナコイン120円程。僕が買ったおよそ2週間後には1モナコイン2000円以上まで暴騰したのである。不幸にも欲をかいた僕は天井で売り抜けることは出来なかったが、純利益で100万円のキャッシュを手に入れた。


第5章 現在


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現在僕が何をしているかというと、前述した物販ビジネスをTの教え通を基にブラッシュアップし、最高月収100万円、平均月収30万円程度のものに仕上げた。(詳しい手法はココナラで説明しているが、話の本筋とは逸れるので今回は割愛する。)

この時に稼いだ収益と、仮想通貨投資で得たあぶく銭を合わせ、20歳の誕生日に病院向けのアプリ販売会社を立ち上げ、ニューヨークの大学に通いながらリモートで経営を行なっている。(中高の英語の評定は”2”であった筈だが、思いついたら行動である。)


以上が高校を中退した私が月収100万円という記録を叩き出すまでのストーリーである。

私自身はなにも特別な能力がある訳ではないし、特別に賢いという訳でもない。ではそんな私がなぜ月収100万円という数字を叩き出すことが出来たか。それは「とにかく行動する」ということを徹底して実践していたからである。"とにかく行動する"なんて使い古された言葉に読者のみなさまは失望するかもしれない。しかしその使い古された言葉に全ての成功のエッセンスが詰まっている。私がもしとにかく行動しなかったらTと出会うことも無かったし、自己資金が少ない中で起業をしようなんて考えようともしなかっただろう。

重要なのはこの記事を読んだあなたが今すぐ行動する事である。多くの人はこの"とにかく行動する"という言葉を聞いて「よし、明日からやろう」「まずは会社を辞めて動き出そう!」などと考えるであろうし、そう思うのならまだ良い方で、読んだだけで終わってしまうという人が9割以上であろう。そんな人は最早論外と言えるのだが、「明日やろう」「会社を辞めてから動き出そう」それでは遅すぎる。Too late である。これを読んだあなたは今日。今すぐ動き出すべきだ。なにも今すぐ会社や学校を辞めろとは言わない。しかし、まずはフリマサイトに登録してみるとか、アフィリエイト用のブログを作ってみるとか。そんな程度で良いのである。
大事なのはとにかく『今すぐ』行動することである。

ここまで読んでくださったあなただけに私からささやかなプレゼントをさせて頂きたい。
トークルームで「この記事を読んだ」と私にお伝えいただけた方限定で本来3,000円で提供しているコンサル1週間オプションを無料でプレゼントさせて頂きたい。
現状多くの方からコンサルの依頼が来ているのでいつまでプレゼントが出来るかは分からないが、ここまで読んでくださったみなさまへのお礼としては足りないぐらいだろう。

それでは私は『今すぐ』やらなければいけない事があるので、これを読んだあなたが今すぐに動き出す事を願ってこの記事を締めくくらせて頂くことにする。

Sora.



※この記事は事実を基にしたフィクションです。実在の人物・団体・出来事とは関係ありません。また、登場人物、団体などは全て架空の名称です。


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