アルチザンのココロ vol.21

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嘘みたいに降った雪も、2月に入ると田んぼに薄く残る程度まで消えた。
日光や雨によって知らぬ間に溶けてしまう。自然とは凄いものだ。

今は受験シーズン真っ只中。
先日も新聞に全国の国公立大の志願倍率が
掲載されていたが、実はこれを見るのが好きである。
当の私は大学受験には失敗し、専門学校へ進む道を選んだが
この志願倍率などを見ていると、自分がもしこの大学に照準を
向けていたなら、どのような人生になったであろうか
などと変な妄想などしてみるのがこの時期である。
当然ながら、芸大などに進めればそれは良かっただろう、なんて
今更ながらの淡い夢に少々恥ずかしくはなるが。
現在の国公立大だが、数や学部が増えている。
その道のエキスパートを育てるための専門コースが増えている気がする。
ただ受験生の数がどんどん少なくなってきている昨今
大学もどんどん淘汰されていくことにはなるだろう。
昔なんてデザインを学べる大学の学部などは
芸大などに限られていたが、国公立の芸大はレベル・倍率ともに高かった。
(年間授業料&材料・道具にも芸大は高くつく・・・お金が)
でも昨今は地方にもそのような大学が数々生まれ、
大都市へ出て行けない、地方の学生達の門戸も広がっている。
とてもいいことではあるが、先にも記述した通り
学生が減っている中で、特殊な大学は生き残りできるであろうか。
何はともあれ、将来を夢見る若い諸君には
大いに学び、遊び、感じる学生生活を送ってほしいと願う。

頭の出来が良ければ、当然ながら東大など目指す人生も
どんな感じか妄想してみる・・・けど
やはりイメージが湧かない。私は凡人である。

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